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Author Archives: kdental-seijo

【成城で口腔外科治療】顎関節症の治療にはどのような器具を使用するのか解説します

顎関節症を治療する際は、治療器具を装着して治療するケースもあります。

治療する際に装着する器具はマウスピースであり、その中でも特に知られているものが2つあります。

それぞれ、どのような目的で装着する器具なのでしょうか?

また、効果についても解説します。

顎関節症の治療で使用するナイトガードとは?

顎関節症の原因が歯ぎしりや食いしばりであれば、ナイトガードの装着が効果的です。

ナイトガードはマウスピースの一種で、睡眠中に使用します。

睡眠時にナイトガードを装着することで、寝ている間に歯ぎしりをしたり食いしばったりしているのかを確認できます。

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは自覚しづらい症状ですが、ナイトガードの装着により、客観的な把握が可能です。

なぜなら、ナイトガードは強化プラスチックでできていて、歯ぎしりや食いしばりがあると傷がつくからです。

多少噛むくらいなら傷はつかないので、一目瞭然といえるでしょう。

ナイトガードには厚みがあるため、何もないときのように深く噛むことができません。

浅く噛むことしかできなくなるため、歯ぎしりや食いしばりによってかかる力を弱められます。

顎関節症の治療で使用するスプリントとは?

顎関節症の代表的な治療器具の一つが、スプリントです。

先述したナイトガードは顎関節症の原因を防止するために使用する一方、スプリントは顎関節症の症状を緩和するために使用する器具です。

スプリントを装着すると、顎の筋肉が緊張するのを改善できます。

歯ぎしりや食いしばりの力を全体に分散できるため、筋肉の緊張を防ぐことが可能です。

また、ナイトガードと同じく歯ぎしりや食いしばりをしていることの証拠にもなり、防止もできます。

噛み合わせを改善できるため、噛み合わせに違和感がある場合はおすすめです。

顎関節症を治療するにあたり、どちらが向いているかは原因によって異なり、使い分ける必要があります。

そのため、まずは原因を明確にしたうえで、適した器具を使用してください。

まとめ

顎関節症の治療には、ナイトガードとスプリントという2種類の治療器具があります。

どちらもマウスピース型の治療器具ですが、ナイトガードは就寝中に装着して歯ぎしりや食いしばりを防ぐもの、スプリントは顎関節にかかる負担を軽減するものと、目的は異なります。

どちらが自分の治療に有効なのかは、顎関節症になった原因によって異なります。

原因を明確にしたうえで、適切な治療方法を相談しましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症は自然に治ることがあるのかを解説します

口を開けた時に痛みが生じたり、ギシギシいう音が鳴ったりした場合には、顎関節症かもしれません。

しかし、すぐに症状が治まることもあるため、気にしなくてもいいと考える人もいます。

顎関節症は、放っておけば治るのでしょうか?

顎関節症は何もしなくても治ることがあるのか解説します。

様子を見るケースもある

顎関節症は、大きく口を開けた時に痛みを生じて自覚する人が珍しくありません。

また、口を開ける時に音が鳴ることもあります。

子どもの場合、音がなることを面白がってわざと口を開け閉めし、悪化させてしまうこともあるでしょう。

人によっては発熱することもあり、口を開けず安静にしていても痛むケースもあります。

症状の一部だけが当てはまっていても、顎関節症と診断されることもあります。

軽症であれば、しばらく様子を見た方がいいと言われることもあり、その場合には薬は処方されません。

症状によっては、マッサージをするよう指導されるかもしれません。

顎関節症は、運動によって症状が改善されることもあります。

また、発声練習も有効です。

周囲の筋肉を意識して動かすことで、悪化を防止できるでしょう。

悪化するケースもある

顎関節症が改善された場合は、マッサージや運動、発声練習を続けても問題ありません。

しかし、症状が改善されなかったり悪化したりした場合には、本格的な治療が必要です。

治療せず放置していると危険があるかもしれません。

顎関節症がまだ軽症の時は痛みもないため、わざと音を鳴らす人もいますが、癖になるためやめましょう。

音を頻繁に鳴らすことで、関節が変形し、連結部分にある、クッションの役割を持つ関節円板がずれる恐れがあります。

ずれが悪化すると、口を開けるのが難しくなるかもしれません。

また、顎関節症は、顎変形症の前兆となっていることもあるため、非常に危険な状態といえます。

顎変形症とは、顎の骨の形状に異常が発生したり、上下の顎のバランスが崩れたりする病気です。

なった場合には矯正治療をすることが多いのですが、もし治らなければ、骨を削る必要が出てくるかもしれません。

骨を削ることになると治療も大がかりになってしまうため、なるべく早く治療しましょう。

まとめ

顎関節症は、軽度であれば自然と治るケースもあります。

そのため、歯科医師からいったん様子見するよういわれるに言うこともあります。

軽度の場合には、マッサージや発声練習などで改善可能です。

ただし、重症化した場合には、本格的な治療をしなければなりません。

本格的な治療をせずに放置していると、悪化して顎変形症になる可能性もあります。

顎変形症が悪化した場合には、治療のために骨を削る必要が出てくるかもしれません。

顎変形症になるまで進行させないよう、軽度な顎関節症のうちに治療を始めましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症になる原因にはどのようなものがあるか解説します

顎関節症とは、口を開閉する顎の関節に異常が生じる病気です。

顎を動かした時に音が鳴ったり痛みがあったりして、重症化すると口を開けることもできなくなります。

食事にも弊害が出ることもある病気ですが、果たして何が原因なのでしょうか?

顎関節症の主な原因について解説します。

顎に直接かかる負担

顎関節症の原因の1つとして挙げられるのが、ダメージです。

顎の関節に負担がかかるとダメージが蓄積していきます。

負担がかかるのはどのようなケースでしょうか?

まず挙げられるのが、です。

具体的には、顎に負担がかかりやすい、歯ぎしりや歯を食いしばったりする癖が挙げられます。

歯ぎしりや食いしばりが起こると、日常ではまず起こらないほど強い力が歯にかかってしまいます。

無意識に強い力をかけるため、備えることができず、受けるダメージが大きくなるのです。

意識があれば、強い力をかけないよう注意を払うこともできるでしょう。

しかし、睡眠中の歯ぎしりは無意識下で行われるため、防げるものではありません。

また、意識していても、強い力がかかることを防止できないケースもあります。

例えば、バイオリンなどの楽器を演奏するケースです。

バイオリンやヴィオラなどの一部の弦楽器は顎で固定して演奏するため、顎にかかる負担が大きくなってしまいます。

ほかに、トランペットやサックスなどの吹奏楽器も演奏時に強く息を吐き出さなければならず、顎口腔にかかる負担が大きくなります。

顎以外の原因

顎に直接負担がかからなくても、顎関節症になることがあります。

原因の一つに挙げられるのが、ストレスです。

一見すると、顎関節症と直接的な関係はないように思えるストレスが、顎関節症の原因になるのはどうしてでしょうか?

ストレスが顎関節症の原因になるのは、筋肉が緊張するためです。

正しい姿勢により背筋がまっすぐ伸びていると、下顎は負担がかからない位置に納まります。

しかし、ストレスが溜まると筋肉が緊張して姿勢が悪くなり、顎にかかる負荷のバランスが崩れてしまいます。

姿勢が悪いと下顎はちょうどいいところに納まらず、顎にかかる負荷のバランスが悪化して負担がかかってしまうのです。

特に、現代社会ではパソコンに向かう時間やスマートフォンを使用する時間が長く、猫背になるなど姿勢が悪くなるケースが増えています。

意識して姿勢を正しておきましょう。

噛み合わせが悪い場合も、顎関節症の原因になります。

通常は、上下の歯の間にわずかな隙間が空いています。

しかし、噛み合わせが悪いと隙間がなくなり、顎に負担をかけ続けることになるのです。

まとめ

顎関節症は、主に顎関節への負荷が高いことで発症します。

しかし、必ずしも顎関節に負荷がかかることだけが原因というわけではなく、間接的に顎関節へとダメージを与えていることが原因となるケースも少なくありません。

ストレスや姿勢の悪さが原因となることもあるため、日常から気を付けて、顎関節症を予防しましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症に噛み合わせがどのように影響するのか解説します

顎関節症になる主な原因として知られているのが、噛み合わせです。

噛み合わせが悪いと顎のバランスが崩れるため、顎関節症の原因になります。

また、噛み合わせの悪さは他に悪影響を及ぼす恐れもあり、決して軽視できません。

噛み合わせと顎関節治療の重要性について解説します。

噛み合わせが悪い状態とは?

噛み合わせが悪いといわれても、いま一つピンこない人もいるかもしれません。

「噛み合わせが悪い」とは、要するに正常な噛み合わせではないという意味です。

したがって、特定の状態のことを指しているわけではありません。

噛み合わせが正しい状態であれば、奥歯は上下の歯がぴったりと重なり合います。

前歯は重なり合うのではなく、上の歯が下の歯より前に出て、覆いかぶさるようになります。

ただし、あまり深くはならず全体の3分の1以下、数ミリ程度だけです。

噛み合わせが悪くなるのは、上下のあごのバランスの悪さや歯の大きさの違い、顎のずれなど、さまざまな原因があります。

そのため、矯正治療で噛み合わせを治す場合には、原因によって治療方法が異なります。

噛み合わせが悪い影響

噛み合わせが悪い状態を放置していると、さまざまな悪影響があります。

中でも、顎関節症になりやすいという点に注意が必要です。

顎関節症になると、顎を動かした際に痛みが生じることや音が鳴ることがあり、固いものを食べるのが困難になります。

また、口を大きく開けた際に痛みが生じるようになるため、大きなものが食べにくくなるでしょう。

そのまま治療せずにいると、顎関節症は悪化し、次第に口を開けづらくなっていきます。

食事や会話をする際に痛みが生じ、生活に大きな支障が出るでしょう。

噛み合わせの悪さは顎関節症を引き起こすだけではありません。

例えば、知覚過敏も嚙み合わせの悪さが原因で起こることがあります。

なぜなら、特定の歯だけがすり減るようになるからです。

歯並びが悪いと、歯には均等な力がかからず一部だけにかかってしまいます。

一部の歯だけがすり減るため、痛みが生じたり、知覚過敏になって冷たいものが染みたりする可能性が高くなるのです。

噛み合わせが悪いことで影響を受けるのは、口内や顎だけではありません。

筋肉のバランスが崩れるため、肩こりや頭痛、腰痛の原因になることもあります。

体のどこかに不調を感じる場合、噛み合わせが原因かもしれません。

不安がある方、心当たりがある方は、一度噛み合わせをチェックすることをおすすめします。

まとめ

歯並びが乱れて噛み合わせが悪いと、顎には大きな負担がかかり、顎関節症になる可能性が高まります。

顎関節症になった場合、最初のうちは顎を動かした時に痛みが生じたり、口を開けた時に音が鳴ったりする程度で済みますが、悪化すると痛みで口を開けられなくなってしまうかもしれません。

心当たりがある場合には、決して放置せず歯科医院で治療を受けましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で予防歯科】ブラッシング指導が虫歯予防に重要な理由を解説します

歯科医院を受診した際にブラッシング指導を受けることがあります。

中には、「毎日きちんと磨いているからブラッシング指導なんて必要ない」と思う人もいるかもしれません。

実は、ブラッシング指導には重要な役割があるのです。

ブラッシング指導の重要性について、解説します。

ブラッシング指導とは?

ほとんどの人は、小さい頃に親から歯の磨き方を教わっているのではないでしょうか?

成長するにつれて、次第に自分なりの磨き方を身につけていきます。

しかし、中にはしっかりと磨けていない人もいて、時間をかけて磨いていても汚れが残っている人もいます。

汚れが残るのは、磨き方に問題があるからです。

磨き残しをチェックして、正しい歯磨きの方法を教えるのがブラッシング指導です。

大人だから上手に磨けているというわけではありません。

実際、歯科医院を受診した人の7割は正しい歯磨きを教えてもらった経験があります。

しかし、教えられた方法を実践できている人となると、ごくわずかしかいないのが現状です。

自己流で歯を磨いている人は歯冠部の歯垢をしっかりと落とせていないことが多く、通常は60%ほどしか落としきれていません。

歯間ブラシやデンタルフロスを使っていても、20%ほどは残っています。

自分なりの磨き方では、歯垢を完全に落とすのはまず無理です。

しっかりと汚れを落とすためにも、歯科医院でブラッシング指導を受けて教えられた磨き方を実践することが大切です。

ブラッシング指導では何をする?

ブラッシング指導をする際にまず行うのは、普段の磨き方の確認です。

歯ブラシの位置や強く圧迫していないかどうかチェックして、次に残っている汚れを染め出します。

そのうえで、歯の模型を使用して正しい磨き方の指導を行い、歯ブラシの持ち方から歯に当てる角度、磨き方等を模型で見せていくのです。

模型を使用して磨き方を指導する際は、一緒にデンタルフロスや歯間ブラシの使い方も指導します。

例を見せたら実際に歯磨きをしてもらい、力加減や歯ブラシを当てる角度など見ても分かりにくい部分を、指導内容に従って調整します。

最後に、歯磨きがしっかりとできているか、歯肉に赤みや腫れがないか、汚れがないかを確認して、ブラッシング指導は終了です。

ただし、しっかりと磨けていない部分があればもう一度指導を行う必要があるでしょう。

まとめ

歯科医院で受けるブラッシング指導は、歯をしっかりと磨けていない人がすみずみまで磨けるようにするためのものです。

自分では十分に歯を磨けているつもりでも、実は汚れが残っていることが多いため、指導を受ける時はしっかりと磨き方を覚えましょう。

また、デンタルフロスや歯間ブラシなどの使い方がよく分からない人は、ブラッシング指導の時に教えてもらって下さい。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で予防歯科】予防歯科で受けるメンテナンスの間隔について解説します

予防歯科の目的は、虫歯・歯周病の予防に加え、本格的に進行していない状態での治療にあります。

予防のためには、定期的に予防歯科を受診する必要がありますが、どのくらいの間隔で受診する必要があるのかわからない、という人も多いのではないでしょうか?

メンテナンスを受ける間隔について解説します。

メンテナンスの間隔は一律ではない

メンテナンスの間隔を決める際にまず考えたいのが、予防歯科の目的です。

予防歯科は、虫歯や歯周病になるのを防ぐために受診するものです。

以前発症していて治療した場合は、再発防止が目的となります。

発症したばかりの初期状態ならすぐに治療できますが、痛みなどの自覚症状が出てくる中度になると歯を削る必要があり、完治までにかなりの時間がかかります。

歯は、一度削ると再生しません。

そのため、歯を削る必要がない段階で治療を行い、後に残るダメージをできるだけ軽減するために、予防歯科では定期検診やクリーニングなどのメンテナンスを行います。

なお、メンテナンスは頻繁に受ける必要はなく、虫歯や歯周病が本格的に進行する前に発見できる間隔で受ければいいでしょう。

ただし、進行速度や発症のタイミングは一定ではないうえに、メンテナンスを受ける間隔は長すぎても短すぎても問題があります。

ちょうどいい間隔で受けるのは、難しいのです。

どのくらいのペースがいいのか、歯科医の判断に従いましょう。

間隔の目安

予防歯科で定期的にメンテナンスを受けている人は、おおよそどのくらいの間隔で受けているのでしょうか?

予防歯科が浸透している欧米では、メンテナンスのペースは半年に1回程度がいいと長らく言われていました。

しかし、本当に半年ごとでいいのか、半年ごとという根拠はあるのかという点が、近年疑問視されています。

実は、歯磨き粉のCMでいわれていただけで根拠はないのではないか、という見解もあるようです。

イギリスの研究によると、歯科医の判断次第では2年おきでも十分だという見解が発表されています。

また、歯科治療の先進国であるスウェーデンでは、3年おきでも十分とのガイドラインを出しています。

他方、日本では明確な期間を求められ、リスクに応じて間隔を調整するという考えが一般的ではありません。

人によっては3カ月おき、あるいは毎月のように通っていることもあります。

どのくらいの間隔がいいのか、歯科医院で相談しましょう。

まとめ

予防歯科では定期的にメンテナンスを受けることになりますが、メンテナンスの間隔は人によって異なるため、いつ通うべきか悩んでいる人が少なくありません。

本文に書いたように、海外では3年に1度でもいいという見解も示されています。

どのくらいのペースで通えばいいのかわからないという人は、歯科医院でメンテナンスの間隔を相談しましょう。

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【成城で予防歯科】混合歯列期に生える幼若永久歯の注意点を解説します

子どもの歯は、最初に乳歯が生え、成長に伴い永久歯へと生え変わっていきます。

乳歯と永久歯が混在している時期を混合歯列期といいますが、混合歯列期に限って幼若永久歯という永久歯があります。

幼若永久歯はどのような歯なのでしょうか?

幼若永久歯と、注意すべき点について解説します。

幼若永久歯とは?

子どもの歯は、1歳未満から生え始めます。

乳歯は全部で20本生え、3歳頃までに全て生えそろいます。

6歳頃までは乳歯のままですが、6歳を過ぎた頃には乳歯が抜けて、永久歯へと生え変わり始めます。

乳歯から永久歯には1本ずつ生え変わっていきますが、生え変わりとは別に上下左右2本ずつ、合計4本の歯が新たに生えてきます。

奥歯が2本ずつ増え、永久歯は全部で28本になるのです。

生え変わりの途中で乳歯と永久歯が混在している時期を、混合歯列期と言います。

生え変わりが始まって、最後の歯が生え変わるまでの間の時期ですが、混合歯列期にしか見られない歯の種類として、幼若永久歯があります。

幼若永久歯とは、永久歯の一種です。

永久歯は乳歯よりも固くなりますが、生えてから2~3年の間はまだ柔らかい状態です。

柔らかい状態が、幼若永久歯となります。

幼若永久歯の注意点

永久歯が生えたばかりの頃は幼若永久歯で、カルシウムやミネラルを唾液から取り込んでいくことで、2~3年をかけて固くなっていきます。

まだ固くなっていない幼若永久歯は、いくつかの点に注意しなければなりません。

幼若永久歯は柔らかく虫歯になるリスクが高いため、通常よりも注意してケアしなければいけません。

虫歯になると通常の歯よりも早く進行するため、重症化しやすい傾向にあります。

せっかく永久歯が生えたにも関わらず、虫歯になって抜歯することになるのは避けたいものです。

抜歯した歯は二度と生えてこないため、しっかりとケアをして固くなるまで守りましょう。

また、幼若永久歯は象牙質が薄く歯髄が大きくなっていますが、次第に象牙質は厚みを増し、咬合力に耐えられる状態となります。

まとめ

永久歯が生えたばかりの頃は幼若永久歯といい、まだ柔らかい状態です。

生えてから2~3年をかけて唾液からカルシウムやミネラルを取り込み、徐々に固くなっていきます。

固くなるまでの間は虫歯になりやすく、進行も早いため、虫歯予防は特に力を入れて行わなければなりません。

象牙質が薄いため、咬合力にも耐えることができませんが、徐々に象牙質が厚みを増して強い力に耐えられるようになります。

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【成城で予防歯科】歯が生え変わる途中の混合歯列期の虫歯予防を解説します

歯は、生まれた時には全く生えておらず、成長するにつれて乳歯が生えてきます。

さらに成長すると、乳歯は永久歯へと生え変わりますが、途中で乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に差し掛かります。

混合歯列期がどのような時期であるのか解説します。

混合歯列期とは?

子どもが生まれた時は、まだ歯が生えていません。

1歳になる前くらいから乳歯が生え始め、3歳頃までには乳歯が生えそろうのが一般的です。

さらに成長すると、今度は乳歯が抜けて新たな歯が生えてきます。

乳歯の後に生えてくる歯を、永久歯といいます。

永久歯は、1本ずつ乳歯が抜けた後に生えてくる歯です。

永久歯への生え変わりが始まるのは、6歳前後です。

生え変わりが終わるまでの間は、歯に乳歯と永久歯が混在している状態となるため、混合歯列期と呼ばれています。

混合歯列は人によってタイミングが異なりますが、永久歯が生え始める6歳頃から、おおよそ12歳頃まで続きます。

口内時の状態も変化していくため、歯磨きは注意して行いましょう。

混合歯列期の特徴と予防方法

混合歯列期の特徴として、歯ぎしりが見られます。

歯ぎしりはストレスが原因で発生することが多いため、大人にだけ起こると思うかもしれません。

しかし、子どもにも起こることがあるのです。

前述したとおり、歯ぎしりをする原因は一般的にストレスといわれています。

しかし、混合歯列期において発生する歯ぎしりは、今後生えてくる永久歯に高さを覚えさせるために行っているのです。

歯ぎしりは、永久歯が生えそろった頃に自然と収まることが多いため、それほど気にする必要はありません。

ただし、強すぎる場合は歯が擦り減ることもあるため、あまり激しいようなら歯科医師に相談してみてください。

混合歯列期は、サイズが異なる歯が一緒に生えている状態であるため、すみずみまで磨くのが難しくなります。

最初に生えてくる6歳臼歯は、特にしっかりとケアしてください。

まとめ

子どもの歯が乳歯から永久歯に生え変わる混合歯列期は、大きさがばらばらの歯が生えている状態です。

そのため、歯磨きをしても汚れをしっかりと落とすのが難しいでしょう。

いつも以上に歯を丁寧に磨き、生え変わった永久歯を虫歯にしないように注意が必要です。

特に、第一大臼歯は最初に生えてくる永久歯であり、他の歯が生えてくるときには注意して歯磨きをしてください。

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【成城で予防歯科】予防歯科と認知症の予防との関連性について解説します

予防歯科とは、虫歯や歯周病など口内のトラブルを未然に防ぐことを目的とした診療科目です。

実は、口内のトラブルだけではなく、認知症予防にも役立つと言われています。

予防歯科は、認知症予防にどう役立つのでしょうか?

予防歯科と認知症の関係について、解説します。

歯周病でアルツハイマー症が悪化する

歯の歯周組織が炎症を起こして破壊される歯周病の原因は、歯周病菌という細菌です。

歯周病菌は、実は口内の歯周組織だけではなく、全身にも悪影響を与えます。

歯周病が悪化して歯周病菌が増加すると、血管内に侵入して血液と共に全身へと広がっていきます。

細菌による免疫細胞の攻撃や神経細胞の死滅、アミロイドβの蓄積などによって、アルツハイマー病を発症し、悪化しやすくなるのです。

アルツハイマーは、認知症の一種です。

認知症は、脳の神経に異常が生じることで記憶障害や判断能力の低下などが起こり、日常生活を困難にさせる病気です。

口の健康と認知症との関係

口内では、虫歯をはじめさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

口内で起こったトラブルの影響は、口内だけではなく全身へと広がっていくため、軽視できません。

虫歯や歯周病によって歯が少なくなると、咀嚼力が衰えて認知能力が低下し、認知症にも大きく影響します。

また、脳血管に障害が生じたり、脳内感染や炎症などが起こったりすることもあるのです。

口の中を清潔に保つことで、虫歯や歯周病、口臭を予防できるだけでなく、身体全体の健康を守ることになります。

口腔ケアは、子どものうちにできるだけ早く身につける必要がありますが、大人も一度自分のやり方が正しいのか確認してみましょう。

正しい口腔ケアの方法については、歯科医院で指導を受けられるので、一度相談してみてください。

また、ケア用品も多くの種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。

予防歯科では、口内の状態を定期的にチェックすることで虫歯になる前の状態で発見し、ダメージが少ないうちに治療します。

予防歯科で歯周病などを防ぐことで、認知症の予防にもなるのです。

まとめ

認知症は、脳の衰えによって起こる病気ですが、歯周病が悪化した際に、血液と共に細菌が脳に運ばれてしまった場合に、通常よりも早く悪化することがあります。

虫歯や歯周病を防ぐために歯磨きなどのケアをしっかりとすることは、全身の健康を守ることにもつながるのです。

認知症は誰でもなる可能性がありますが、日頃から口内を清潔に保つことを心がけて、予防歯科も受診して発症の可能性を抑えましょう。

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【成城で予防歯科】予防歯科のレントゲン撮影のバイトウイングを解説します

虫歯になるのを防ぐため、予防歯科では定期的にレントゲン写真を撮影しますが、撮影する際は通常の方法とは異なる方法で撮影することもあります。

バイトウイングという方法ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

バイトウイングがどのような撮影方法なのか解説します

バイトウイングとは?

予防歯科では歯に付いた汚れを除去して虫歯を防ぎ、虫歯になりかけている歯があれば処置をして、本格的な虫歯になるのを防ぎます。

歯の状態をチェックするのは目視が基本ですが、目視だけでは見落としがあるかもしれません。

そこで、レントゲン撮影も行い、目に見えない虫歯を逃さないようにします。

虫歯を確認するための撮影方法の一種が、バイトウイングです。

バイトウイングは咬翼法ともいい、頬の真横から奥歯を水平に撮影するという方法であり、上下の臼歯の歯冠部分だけが撮影されます。

ウイングのついたフィルムを噛んで固定した状態で撮影するため、バイトウイングと呼ばれるのです。

エックス線が照射される側にウイングが立つようにして、真横からエックス線が照射されます。

一般的なレントゲンとの違い

なぜ、予防歯科では普通のレントゲン撮影だけではなく、バイトウイング法を用いることがあるのでしょうか?

理由として、予防歯科とバイトウイングの相性がいいという点が挙げられます。

バイトウイング法でレントゲンを撮影した場合、虫歯の発見がしやすい点がメリットです。

特に、歯が隣接している面など目視できない箇所の虫歯の発見に役立ちます。

他にも、クラウンやインレーなどの補綴物に欠けた点や不具合がある場合の発見、軽度の歯周炎の診断などにも役立ちます。

一般のレントゲンと比較した場合に、歯冠や歯槽骨の状態に関しても詳しく診断できる点も強みです。

また、バイトウイングは重篤な病気の診察には不向きなため、予防歯科に向いています。

予防歯科は、あくまで本格的な病気になる前の状態で発見して治療するのが目的であって、本格的な病気の治療は専門外です。

重症化している場合には、一般歯科で治療を受けることになるでしょう。

バイトウイング法で、まだ虫歯になっていない歯を残さず発見しましょう。

まとめ

歯科医院のレントゲンの撮影で、一風変わった方法で行われるのがバイトウイング法です。

ウイングが付いたフィルムを噛むことからバイトウイングと呼ばれ、歯が隣接している目視できない箇所にできた虫歯の発見などに役立ちます。

ただし、すでに重症化している状態での発見や治療については、バイトウイング法は向いていません。

重症化している場合には、一般歯科で治療を行うことになります。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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