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Author Archives: kdental-seijo

【成城で口腔外科治療】歯列接触癖(TCH)と顎関節症の関係について解説します

通常、歯は上下で触れ合わず、少しだけ隙間が空いています。

しかし、人によっては無意識のうちに上下の歯をくっつけてしまうことがあり、これを歯列接触癖といいます。

歯列接触癖は顎関節症とも関係があるため、軽視するのは禁物です。

歯列接触癖と顎関節症の関係について、解説します。

歯列接触癖とは

通常、上下の歯の間には1~3mm程度の隙間が空いているため、歯が接触することはありません。

しかし、歯列接触癖があると、頻繁にくっついてしまいます。

歯列接触癖は、TCH(Tooth Contact Habit)とも呼ばれることもあります。

名前の通り、上下の歯が無意識のまま接触してしまう癖のことです。

病気ではないものの、歯に負担がかかってしまいます。

本来、上下の歯が触れ合う時間は、1日のうちわずか20分程度とごくわずかです。

しかし、TCHの場合は頻繁に触れあってしまいます。

TCHの原因となるのは、下を向いたままのパソコン・スマホ操作や、慢性的なストレスです。

姿勢が悪い場合と、無意識のうちに歯が触れ合ってしまうでしょう。

歯列接触癖と顎関節症の関係

歯列接触癖になると、歯が頻繁に触れあうようになってしまいます。

その結果、歯に負担がかかるのはもちろん、ほかの病気を引き起こす可能性もあります。

ほかの病気とは、顎関節症です。

なぜなら、歯が頻繁に接触すると、顎関節の筋肉が緊張してしまうからです。

顎関節症になると、顎の関節がうまく動かなくなったり、痛みが生じたりします。

顎関節症になると口を開けにくくなり、大きく口を開けようとしても開かない、開口障害などを発症します。

口が開けにくいと、食事が思うようにとれなくなったり、ストレスを感じたりするようになるでしょう。

また、口を開けた時に顎関節からカクカクとした音やすり合うような音が聞こえるようになるのも、顎関節症の症状の一つです。

音は常に鳴ることもあれば、時々鳴るだけということもあります。

顎関節に痛みが生じたり、痛みがなくても違和感が出ることもあります。

痛みがある場合は、関節部分がすり減っているのかもしれません。

顎関節に違和感がある場合は、一度診察を受けてみましょう。

まとめ

歯列接触癖は、単に歯が触れ合うことが多いというだけなので、それほど大したことがないように思えるかもしれません。

しかし、歯が触れ合った時は顎関節が緊張してしまうため、顎関節症になる可能性があります。

顎関節症は、口を開けるのが難しくなったり顎に痛みが出たりする病気なので、症状が出た場合は歯科医院に行き、顎関節症かどうか診察してもらい治療を受けましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症を予防するために気を付けたい習慣を解説します

顎関節症は、口の開け閉めが難しくなったり、開け閉めする時に痛みが生じたりする病気です。

罹ってしまうと日常生活に支障をきたすため、普段から予防に努めたいという人もいるでしょう。

顎関節症はどのように予防すればいいのでしょうか?

顎関節症の予防方法について、解説します。

習慣に関する予防方法

日常生活の中で無意識に行っている癖などが、顎関節症を引き起こすケースがあります。

顎関節症を防ぐには、習慣化した行動の中でどのような点に気を付けるべきでしょうか?

まず注意したいのが、頬杖です。

考えごとをする際に、無意識に頬杖をつく人もいます。

頬杖は、顎関節症を引き起こす可能性があります。

なぜなら、歯や顎関節を圧迫するため、顎関節にダメージを与えてしまうからです。

また、食べ物を噛むとき、どちらか一方でばかり噛んでいる場合も、顎関節症の原因となります。

歯が痛む、染みるなどの理由で片側しか使わない人もいるので、早く治療を受けましょう。

高さの合わない枕を使用したために、顎関節に負担がかかることもあります。

睡眠において枕は非常に重要なので、自分に合ったものを探しましょう。

合わないものは、体のどこかに無理な力がかかることもあり、注意が必要です。

普段の行動に気を付ける

癖ではなく、普段の行動にも気を付けるべき点があります。

うつ伏せで寝たり、ソファーで寝たりしていませんか?

うつ伏せや無理な体勢をとると、顎関節に負担がかかりやすくなります。

現在は仕事やプライベートで四六時中パソコンやスマホに触っている人も珍しくありません。

しかし、スマホやパソコンばかり見ていると、首が前屈する時間が長くなり、顎関節に負担がかかってしまいます。

また、食事の際、極端に柔らかいものや硬いものを食べる場合にも注意しましょう。

硬いものはもちろん、柔らかいものも顎関節に負担をかけることになるためです。

食事中、テレビを見るために横ばかり向いている人も気を付けてください。

頻繁に横を向いていると、首に負担がかかり顎関節症を引き起こす恐れがあります。

横を向かなくてもいいよう、テレビの位置を移動することを検討しましょう。

まとめ

顎関節症は、頻繁に顎に負担をかけるとなりやすい病気です。

普段の習慣や生活内容を見直して、顎に負担がかかるようなことは避けてください。

顎関節症を予防するためにも、無意識で選びがちな顎関節に悪影響を及ぼす行動の禁止などを徹底しましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症のセルフチェックはどのように行うのか解説します

顎に痛みがあったり、口を開けた時に音が鳴ったりした場合には、顎関節症を疑います。

しかし、中には「本当に顎関節症なのか」と疑う人もいるでしょう。

セルフチェックをしてみると、顎関節症かどうかをある程度判断することが可能です。

セルフチェックはどのように行えばいいのか、解説します。

顎関節症のセルフチェックの重要性

顎関節症は、顎の関節に痛みが生じたり、開閉時に音が鳴ったりする病気です。

放置して悪化すると、口が開けられなくなることもあるため、なるべく早い段階で治療する必要があります。

しかし、顎関節症かもしれないというだけでは、病院に行くのを億劫に思う人もいるでしょう。

また、軽度の顎関節症は放置していれば治ることもあります。

まずは、顎関節症のセルフチェックをしてみましょう。

セルフチェックをしても、特別当てはまるところがなければ問題ありません。

しかし、該当する点がある場合には、一度検査を受けてみることをおすすめします。

セルフチェックは絶対に当たるというわけではありませんが、参考にはなるでしょう。

セルフチェックの方法

セルフチェックをする場合には、どのような方法があるのでしょうか?

セルフチェックは、マッサージや鏡などを用いて行います。

具体的には、何をするのでしょうか?

マッサージをしてセルフチェックを行うにあたり、まずは、痛みがある箇所を確認してください。

顎に力を入れた時に膨らむ場合は、咬筋に問題があるかもしれません。

頭の側面に力を入れたときに痛むのは、側頭筋という筋肉です。

耳の付け根から頭頂部まで、軽く握った状態のこぶしや指の腹を使い、左右に揺らすようにしてマッサージをしてください。

次に、人差し指、中指、薬指の3本の指を使って、縦にした状態で口に入るかどうか確認してみましょう。

入らなかった場合は、開口障害かもしれません。

鏡を見ながら口をゆっくり開閉してみて、顎がずれたり左右に揺れたりするようなら、顎関節症の疑いがあります。

痛みがなくても症状が進行することもあるため、注意が必要です。

まとめ

顎関節症は放置していても治ることがある病気ですが、悪化すると口をほとんど開けることができなくなることもあります。

そのため、顎関節症の疑いがある場合には、一度診察を受けてみることをおすすめします。

本当に顎関節症なのか確認するためにも、セルフチェックを行いましょう。

セルフチェックは、自分で簡単に顎関節症の可能性があるかを確認できる方法です。

セルフチェックで当てはまる点がある場合は、一度診察を受けてみてください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症の間違った治療方法には何があるか解説します

かつて顎関節症は、一度かかると治らない病気といわれていました。

しかし、近年ではきちんとした治療をすれば治る病気であると考えられています。

ただし、完治させるためには適切な治療を行わなければなりません。

間違った治療をすると、かえって悪化する可能性があります。

顎関節症の間違った治療法がどのようなものか、解説します。

間違った治療法とは?

顎関節症は、顎の骨の関節にある関節円板のずれなどいくつかの原因により、口を開け閉めするときや食べ物を噛むときなどに痛みが生じたり、口を開け閉めする際に音が鳴ったりする病気です。

顎関節症は、適切に治療すれば治る病気ですが、間違った治療をすれば、症状が悪化してしまいます。

間違った治療法としてまず挙げられるのは、痛み止めの摂取です。

痛み止めを飲んでも、一時的に痛みを抑えるだけで根治しません。

痛みを無視して動かすことになるため、かえって悪化する恐れがあります。

電気や超音波、レーザー治療なども、顎関節症の治療法として適しているとはいえません。

なぜなら、顎関節症は病巣を破壊すれば治る病気ではないからです。

ただし、顎関節の周囲の筋肉が凝っていることで顎関節症になっている場合には、コリをほぐす効果があるかもしれません。

痛みを伴うストレッチやマッサージも、顎関節症を悪化させる可能性が高いでしょう。

また、顎関節に注射をしても治ることはないので、注意してください。

手術によって治ることもありますが、悪化するケースもあります。

タイミングが重要

顎関節の治療は、タイミングによって効果のある・なしが変わることがあります。

絶対に効果がない、悪化するというのではなく、適切なタイミングで行わなければ悪化するケースが多い点に注意が必要です。

タイミングを間違うと、治療には本来の数倍の時間がかかるようになります。

適切なタイミングで適切な治療を受けられるように、まずは口腔外科がある歯科医院で受診しましょう。

まとめ

顎関節症は、かつては治らない病気と呼ばれていましたが、現在ではきちんと治療すれば治る病気であることが判明しています。

ただし、治療方法が不適切な場合には、かえって悪化することもあるため注意が必要です。

痛み止めなどは意味がなくむしろ悪化するでしょう。

顎関節症の治療は、適切なタイミングで適切な治療をすることが大切です。

適切な治療を受けるためには、口腔外科を受診しましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で口腔外科治療】顎から離れた場所の顎関節症のサインについて解説します

顎関節症になると、身体には様々なサインが出てきますが、顎から遠い所で出たサインについては、なかなか気が付かない人も少なくありません。

そのため、気が付いた時には顎関節症が重症化していたというケースもあります。

顎関節症の顎から離れたところで出るサインにはどのようなものがあるのか、解説します。

顎から離れた場所で起こるサイン

顎関節症のサインは、顎の周辺で起こることが多いです。

そのため、顎周辺に違和感が生じた場合には、「顎関節症かもしれない」と早い段階で気づけます。

しかし、顎関節症のサインは必ずしも顎周辺に発生するわけではありません。

顎から離れた場所に生じた違和感が顎関節症のサインというケースがあります。

例えば、耳の違和感が顎関節症のサインとなるケースがあります。

トンネルの中や飛行機の中など、気圧差がある場所に入った時のように耳が詰まった状態が続いている場合は、顎関節症の可能性があります。

耳の中の耳管を開け閉めする筋肉が緊張して開かなくなっているのです。

他にも、顎の位置がずれたことで三叉神経の働きが落ち込み、開かなくなることがあります。

めまいや耳鳴りもサインに含まれますが、めまいの原因はさまざまです。

したがって、顎関節症のサインであると断定するのは難しいでしょう。

バランスが崩れたことで起こる問題点

姿勢の乱れも、顎関節症の原因となります。

姿勢が乱れることにより、顎にかかる負担のバランスが崩れてしまい、左右どちらかの顎関節に痛みなどが生じやすくなるのです。

頸椎や脊髄などが歪むと自律神経の働きにも悪影響があり、交感神経が優位になってしまいます。

姿勢も乱れ、頭が前方に傾くようになり、顎の位置もずれてしまうでしょう。

顎の位置がずれると、一部の歯に大きな負担がかかるようになります。

顎関節症になるだけではなく、負担がかかる歯が歯周病になる可能性も高くなり、歯の位置がずれてしまうこともあるのです。

また、顎の位置がずれると頭のバランスが崩れ、首や肩などの筋肉が緊張するため、肩こりや首の痛みの原因にもなります。

肩こりなどによって姿勢が崩れると、さらに顎のバランスが崩れてしまい、顎関節症になる可能性が高くなります。

顎関節症の可能性が高いと判断した場合には、できるだけ早く歯科医院に行き、歯科医師に相談してください。

時間が経つにつれて、治療にも時間がかかるようになってしまうでしょう。

まとめ

顎関節症は、顎の周りに痛みなどのサインがあればすぐに気付きます。

しかし、顎とは一見関係のなさそうな離れたところでサインがあっても、顎関節症と結びつけて考えるのは困難です。

直接顎に痛みがなくても、顎関節症に影響が出るケースがあるため、違和感がある場合は悪化する前に治療を受けましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で口腔外科治療】顎の周辺に出る顎関節症のサインについて解説します

顎関節症になった時は、身体にさまざまなサインが出てきます。

しかし、サインの中には知らなければ気が付かないものもあります。

気づかずにいると、いつの間にか重症化する可能性があるため、注意が必要です。

顎関節症のサインの中で、顎の周辺に出るものについて解説します。

顎周辺に出てくるサイン

顎関節症になると、体にさまざまなサインが生じます。

顎の病気なので、顎やその周辺に出てくるサインが最もわかりやすいでしょう。

顎の周辺にはどのようなサインが出てくるのでしょうか?

まず挙げられるのが、顎の関節部分が痛むというサインです。

顎が動くと、下顎の関節頭という部分も動きます。

関節頭とは、顎関節にある突起です。

骨がズレると、突起部分が顎関節の中でも弱い「バイラミナゾーン」という部分を圧迫し、わずかなズレでも、相当な痛みが生じることがあります。

また、顎関節から雑音がすることもあります。

雑音のパターンとして挙げられるのは3つです。

まず挙げられるのが、口を開けた時に起こるマウスをクリックしたような雑音です。

口を開けるときに1回、閉じるときにも1回コリっという音がするもので、顎関節の軟骨がズレたことで起こります。

2つ目に挙げられるのが、髪の毛をねじったようなジャリジャリとした音がする、捻髪音です。

顎関節がダメージを受けた時に生じるケースがよくあります。

3つ目に挙げられるのが、指の関節をパキパキと鳴らしたような音がするケースです。

ポッピングにといいますが、音が鳴る原因は不明です。

鳴ったとしても、あまり気にしなくてもいいでしょう。

開口障害と神経の痛み

顎の骨が後ろにずれると、関節の中にある軟骨が前方に飛び出すため、開口障害が起こります。

4本の指を縦にした状態で口に入るか確認することにより、開口障害かどうかわかります。

もしも入らなければ、開口障害かもしれません。

顎の位置がズレると顎の筋肉にストレスがかかるため緊張し、強く噛みやすくなります。

寝ている間に歯ぎしりすることが増え、顎関節にかかる負担も大きくなるでしょう。

大きな負担が継続してかかることで、疲れや痛みなどの原因が溜まり引き起こされるのが、顔に慢性的な痛みが生じる非定型顔面痛という病気です。

また、顎が動くことで顔の感覚を脳に伝える三叉神経が圧迫され、三叉神経痛が起こることもあります。

三叉神経痛と同様に、顔面神経を圧迫することで顔面神経麻痺が起こるケースもあります。

三叉神経痛など顔面に生じる神経の病気は、顎を正しい位置に直すと改善されることが多いでしょう。

まとめ

顎関節症は、最初の段階ではかすかな音がしたり、痛みが一時的に出たりするだけなので、あまり気にしない人もいます。

しかし、痛みは治療が必要というサインなので、放置は禁物です。

放っておくと治療に時間がかかるようになり、周囲に与える影響も大きくなってしまうでしょう。

顎に違和感がある時は顎関節症を疑ってみてください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症の治療にはどのような器具を使用するのか解説します

顎関節症を治療する際は、治療器具を装着して治療するケースもあります。

治療する際に装着する器具はマウスピースであり、その中でも特に知られているものが2つあります。

それぞれ、どのような目的で装着する器具なのでしょうか?

また、効果についても解説します。

顎関節症の治療で使用するナイトガードとは?

顎関節症の原因が歯ぎしりや食いしばりであれば、ナイトガードの装着が効果的です。

ナイトガードはマウスピースの一種で、睡眠中に使用します。

睡眠時にナイトガードを装着することで、寝ている間に歯ぎしりをしたり食いしばったりしているのかを確認できます。

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは自覚しづらい症状ですが、ナイトガードの装着により、客観的な把握が可能です。

なぜなら、ナイトガードは強化プラスチックでできていて、歯ぎしりや食いしばりがあると傷がつくからです。

多少噛むくらいなら傷はつかないので、一目瞭然といえるでしょう。

ナイトガードには厚みがあるため、何もないときのように深く噛むことができません。

浅く噛むことしかできなくなるため、歯ぎしりや食いしばりによってかかる力を弱められます。

顎関節症の治療で使用するスプリントとは?

顎関節症の代表的な治療器具の一つが、スプリントです。

先述したナイトガードは顎関節症の原因を防止するために使用する一方、スプリントは顎関節症の症状を緩和するために使用する器具です。

スプリントを装着すると、顎の筋肉が緊張するのを改善できます。

歯ぎしりや食いしばりの力を全体に分散できるため、筋肉の緊張を防ぐことが可能です。

また、ナイトガードと同じく歯ぎしりや食いしばりをしていることの証拠にもなり、防止もできます。

噛み合わせを改善できるため、噛み合わせに違和感がある場合はおすすめです。

顎関節症を治療するにあたり、どちらが向いているかは原因によって異なり、使い分ける必要があります。

そのため、まずは原因を明確にしたうえで、適した器具を使用してください。

まとめ

顎関節症の治療には、ナイトガードとスプリントという2種類の治療器具があります。

どちらもマウスピース型の治療器具ですが、ナイトガードは就寝中に装着して歯ぎしりや食いしばりを防ぐもの、スプリントは顎関節にかかる負担を軽減するものと、目的は異なります。

どちらが自分の治療に有効なのかは、顎関節症になった原因によって異なります。

原因を明確にしたうえで、適切な治療方法を相談しましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症は自然に治ることがあるのかを解説します

口を開けた時に痛みが生じたり、ギシギシいう音が鳴ったりした場合には、顎関節症かもしれません。

しかし、すぐに症状が治まることもあるため、気にしなくてもいいと考える人もいます。

顎関節症は、放っておけば治るのでしょうか?

顎関節症は何もしなくても治ることがあるのか解説します。

様子を見るケースもある

顎関節症は、大きく口を開けた時に痛みを生じて自覚する人が珍しくありません。

また、口を開ける時に音が鳴ることもあります。

子どもの場合、音がなることを面白がってわざと口を開け閉めし、悪化させてしまうこともあるでしょう。

人によっては発熱することもあり、口を開けず安静にしていても痛むケースもあります。

症状の一部だけが当てはまっていても、顎関節症と診断されることもあります。

軽症であれば、しばらく様子を見た方がいいと言われることもあり、その場合には薬は処方されません。

症状によっては、マッサージをするよう指導されるかもしれません。

顎関節症は、運動によって症状が改善されることもあります。

また、発声練習も有効です。

周囲の筋肉を意識して動かすことで、悪化を防止できるでしょう。

悪化するケースもある

顎関節症が改善された場合は、マッサージや運動、発声練習を続けても問題ありません。

しかし、症状が改善されなかったり悪化したりした場合には、本格的な治療が必要です。

治療せず放置していると危険があるかもしれません。

顎関節症がまだ軽症の時は痛みもないため、わざと音を鳴らす人もいますが、癖になるためやめましょう。

音を頻繁に鳴らすことで、関節が変形し、連結部分にある、クッションの役割を持つ関節円板がずれる恐れがあります。

ずれが悪化すると、口を開けるのが難しくなるかもしれません。

また、顎関節症は、顎変形症の前兆となっていることもあるため、非常に危険な状態といえます。

顎変形症とは、顎の骨の形状に異常が発生したり、上下の顎のバランスが崩れたりする病気です。

なった場合には矯正治療をすることが多いのですが、もし治らなければ、骨を削る必要が出てくるかもしれません。

骨を削ることになると治療も大がかりになってしまうため、なるべく早く治療しましょう。

まとめ

顎関節症は、軽度であれば自然と治るケースもあります。

そのため、歯科医師からいったん様子見するよういわれるに言うこともあります。

軽度の場合には、マッサージや発声練習などで改善可能です。

ただし、重症化した場合には、本格的な治療をしなければなりません。

本格的な治療をせずに放置していると、悪化して顎変形症になる可能性もあります。

顎変形症が悪化した場合には、治療のために骨を削る必要が出てくるかもしれません。

顎変形症になるまで進行させないよう、軽度な顎関節症のうちに治療を始めましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症になる原因にはどのようなものがあるか解説します

顎関節症とは、口を開閉する顎の関節に異常が生じる病気です。

顎を動かした時に音が鳴ったり痛みがあったりして、重症化すると口を開けることもできなくなります。

食事にも弊害が出ることもある病気ですが、果たして何が原因なのでしょうか?

顎関節症の主な原因について解説します。

顎に直接かかる負担

顎関節症の原因の1つとして挙げられるのが、ダメージです。

顎の関節に負担がかかるとダメージが蓄積していきます。

負担がかかるのはどのようなケースでしょうか?

まず挙げられるのが、です。

具体的には、顎に負担がかかりやすい、歯ぎしりや歯を食いしばったりする癖が挙げられます。

歯ぎしりや食いしばりが起こると、日常ではまず起こらないほど強い力が歯にかかってしまいます。

無意識に強い力をかけるため、備えることができず、受けるダメージが大きくなるのです。

意識があれば、強い力をかけないよう注意を払うこともできるでしょう。

しかし、睡眠中の歯ぎしりは無意識下で行われるため、防げるものではありません。

また、意識していても、強い力がかかることを防止できないケースもあります。

例えば、バイオリンなどの楽器を演奏するケースです。

バイオリンやヴィオラなどの一部の弦楽器は顎で固定して演奏するため、顎にかかる負担が大きくなってしまいます。

ほかに、トランペットやサックスなどの吹奏楽器も演奏時に強く息を吐き出さなければならず、顎口腔にかかる負担が大きくなります。

顎以外の原因

顎に直接負担がかからなくても、顎関節症になることがあります。

原因の一つに挙げられるのが、ストレスです。

一見すると、顎関節症と直接的な関係はないように思えるストレスが、顎関節症の原因になるのはどうしてでしょうか?

ストレスが顎関節症の原因になるのは、筋肉が緊張するためです。

正しい姿勢により背筋がまっすぐ伸びていると、下顎は負担がかからない位置に納まります。

しかし、ストレスが溜まると筋肉が緊張して姿勢が悪くなり、顎にかかる負荷のバランスが崩れてしまいます。

姿勢が悪いと下顎はちょうどいいところに納まらず、顎にかかる負荷のバランスが悪化して負担がかかってしまうのです。

特に、現代社会ではパソコンに向かう時間やスマートフォンを使用する時間が長く、猫背になるなど姿勢が悪くなるケースが増えています。

意識して姿勢を正しておきましょう。

噛み合わせが悪い場合も、顎関節症の原因になります。

通常は、上下の歯の間にわずかな隙間が空いています。

しかし、噛み合わせが悪いと隙間がなくなり、顎に負担をかけ続けることになるのです。

まとめ

顎関節症は、主に顎関節への負荷が高いことで発症します。

しかし、必ずしも顎関節に負荷がかかることだけが原因というわけではなく、間接的に顎関節へとダメージを与えていることが原因となるケースも少なくありません。

ストレスや姿勢の悪さが原因となることもあるため、日常から気を付けて、顎関節症を予防しましょう。

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【成城で口腔外科治療】顎関節症に噛み合わせがどのように影響するのか解説します

顎関節症になる主な原因として知られているのが、噛み合わせです。

噛み合わせが悪いと顎のバランスが崩れるため、顎関節症の原因になります。

また、噛み合わせの悪さは他に悪影響を及ぼす恐れもあり、決して軽視できません。

噛み合わせと顎関節治療の重要性について解説します。

噛み合わせが悪い状態とは?

噛み合わせが悪いといわれても、いま一つピンこない人もいるかもしれません。

「噛み合わせが悪い」とは、要するに正常な噛み合わせではないという意味です。

したがって、特定の状態のことを指しているわけではありません。

噛み合わせが正しい状態であれば、奥歯は上下の歯がぴったりと重なり合います。

前歯は重なり合うのではなく、上の歯が下の歯より前に出て、覆いかぶさるようになります。

ただし、あまり深くはならず全体の3分の1以下、数ミリ程度だけです。

噛み合わせが悪くなるのは、上下のあごのバランスの悪さや歯の大きさの違い、顎のずれなど、さまざまな原因があります。

そのため、矯正治療で噛み合わせを治す場合には、原因によって治療方法が異なります。

噛み合わせが悪い影響

噛み合わせが悪い状態を放置していると、さまざまな悪影響があります。

中でも、顎関節症になりやすいという点に注意が必要です。

顎関節症になると、顎を動かした際に痛みが生じることや音が鳴ることがあり、固いものを食べるのが困難になります。

また、口を大きく開けた際に痛みが生じるようになるため、大きなものが食べにくくなるでしょう。

そのまま治療せずにいると、顎関節症は悪化し、次第に口を開けづらくなっていきます。

食事や会話をする際に痛みが生じ、生活に大きな支障が出るでしょう。

噛み合わせの悪さは顎関節症を引き起こすだけではありません。

例えば、知覚過敏も嚙み合わせの悪さが原因で起こることがあります。

なぜなら、特定の歯だけがすり減るようになるからです。

歯並びが悪いと、歯には均等な力がかからず一部だけにかかってしまいます。

一部の歯だけがすり減るため、痛みが生じたり、知覚過敏になって冷たいものが染みたりする可能性が高くなるのです。

噛み合わせが悪いことで影響を受けるのは、口内や顎だけではありません。

筋肉のバランスが崩れるため、肩こりや頭痛、腰痛の原因になることもあります。

体のどこかに不調を感じる場合、噛み合わせが原因かもしれません。

不安がある方、心当たりがある方は、一度噛み合わせをチェックすることをおすすめします。

まとめ

歯並びが乱れて噛み合わせが悪いと、顎には大きな負担がかかり、顎関節症になる可能性が高まります。

顎関節症になった場合、最初のうちは顎を動かした時に痛みが生じたり、口を開けた時に音が鳴ったりする程度で済みますが、悪化すると痛みで口を開けられなくなってしまうかもしれません。

心当たりがある場合には、決して放置せず歯科医院で治療を受けましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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