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カテゴリ: 予防歯科

【成城で予防歯科】高齢者が注意したい歯の根元にできる虫歯について解説します

多くの場合、虫歯は歯の上部にできます。

しかし、高齢になってくると虫歯ができる場所が変わってきます。

高齢者の虫歯は歯の根元にできやすいのです。

高齢になると歯の根元に虫歯ができるようになるのはどうしてでしょうか?

根元に虫歯ができやすくなる理由について解説します。

高齢者の虫歯が根元にできる理由

歯の構造は、歯茎より上にある歯冠部と、歯茎の中にある歯根部に分けられます。

通常、虫歯になるのは歯茎より上にある歯冠部です。

歯冠部の虫歯が悪化した結果、歯根部まで広がっていくことは決して珍しくありませんが、直接歯根部にできることは滅多にありません。

しかし、高齢になると歯の根元部分、根面に虫歯ができるケースが多くなります。

高齢になると根面に虫歯ができるのはなぜかいうと、唾液量に原因があります。

年をとるにつれて、唾液の量が少なくなってしまうのです。

虫歯菌は酸を生み出して歯を溶かし、歯に含まれているカルシウムやリンが流れ出して脱灰という状態になります。

唾液に含まれるカルシウムやリンが流れ出した成分を補って再石灰化することで、虫歯を防ぐことができるのです。

しかし、高齢になると唾液が少なくなり、虫歯を防ぐ力が弱くなります。

根面は、通常であれば歯茎に覆われている部分です。

高齢になって歯茎が下がってしまうと、根面に虫歯ができやすくなります。

根面にできた虫歯は根面う蝕といい、歯冠部の虫歯と比べると重症化しやすいという問題があります。

重症化しやすいのは、エナメル質の厚みが理由です。

歯の表面にはエナメル質が、内側には象牙質があり、虫歯が象牙質まで達した場合は重症といえます。

エナメル質の厚さは均一ではなく、上部ほど厚く下部になるほど薄くなることが特徴です。

根面のエナメル質は薄いため、すぐに象牙質へと達してしまいます。

根面の虫歯を予防するには

歯茎が下がらなければ、根面は虫歯になりません。

歯茎が下がる原因は歯周病が多いので、歯周病を予防することが最も大切です。

歯周病を予防するには、予防歯科での受診をおすすめします。

歯の磨き方も大切ですが、むやみに力を入れて磨けばいいというわけではありません。

あまりに力を入れると、歯肉を傷めてかえって歯茎が下がりやすくなります。

力を入れ過ぎず、丁寧に磨いてください。

予防歯科では正しい磨き方も指導してもらえます。

まとめ

高齢になると、歯冠部の虫歯だけではなく露出した根面に虫歯ができることが多くなります。

根面う蝕といい、エナメル質が薄い箇所であるため重症化しやすい点が特徴です。

根面う蝕にならないためには予防が大切です。

根面は歯茎が下がることで露出するので、まずは歯茎を下げないため、原因となる歯周病を予防しましょう。

また、歯磨きの際は歯茎を傷めない磨き方をしてください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で予防歯科】虫歯治療を終えた歯にも虫歯予防が必要な理由を解説します

「虫歯の治療をした歯は、もう虫歯にならない」と思う人もいるかもしれません。

しかし、虫歯は細菌に感染してかかる病気なので、歯が残っている限りは虫歯になる可能性はあるのです。

特に、子どもの頃に虫歯を治療した人は、成人期になってから二次虫歯になる可能性があります。

二次虫歯の予防について解説します。

二次虫歯とは?

虫歯は、虫歯菌が生成する酸によって歯が溶かされる細菌感染の病気です。

虫歯になり、症状が進行した場合には、感染した部分を削らなければなりません。

歯を削った箇所にインレーという詰めものやクラウンという被せものを装着し、削った部分を補います。

虫歯は歯の特定の箇所だけではなく全体に生じる病気です。

虫歯を治療した歯であっても、歯が残っている限りは再発の可能性があります。

二次虫歯とは、同じ歯で再発する虫歯のことです。

治療した箇所に装着する銀歯は、変形や破損によって隙間ができることがあります。

発生した隙間から虫歯菌が侵入して二次虫歯を引き起こすのです。

銀歯は簡単に変形するものではありませんが、着けてから何年も経つと劣化し、変形することは珍しくありません。

二次虫歯は気付きにくいので、重症化しやすいのです。

虫歯の治療をする時に、歯の神経を抜くことがあります。

神経は再生しないため、神経を抜いた歯は痛みを感じなくなります。

神経を抜いた歯が再び虫歯になると、気が付いた時には抜歯するしかない状態になっているかもしれません。

二次虫歯の予防方法は?

二次虫歯を予防する方法は、通常の虫歯予防と同じです。

普段の歯磨きを丁寧に行い、汚れを残さないようにデンタルフロスなども使用して、定期的に予防歯科でクリーニングしてもらいましょう。

被せものの変形によって隙間から虫歯が入り込むと、通常の歯磨きでは除去できません。

時々被せものを外して消毒するという方法では手間がかかるので、変形しないセラミックなどの素材の被せものを装着するのがおすすめです。

まとめ

子どもの頃に虫歯の治療をした場合、治療した歯が成人期になってから二次虫歯になってしまうことがあります。

神経を抜いた歯にできる二次虫歯は痛みがないため、かなり進行するまで気が付かないことも珍しくはありません。

二次虫歯を予防するには、通常の虫歯予防の他にセラミックの被せものに交換するという方法もあります。

予防歯科で二次虫歯がないか時々チェックしてもらい、被せものが変形した場合にはセラミックへの交換も考えてください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で予防歯科】唾液検査の重要性

虫歯になってから治療を受けるのではなく、虫歯にならないよう事前に処置をする予防歯科では、定期的に健診を受けることが重要です。

健診では歯の状態をチェックするだけでなく、唾液検査を行うことがあります。

唾液検査が何を調べる検査なのか解説します。

唾液検査とは?

虫歯の原因となるのは細菌です。

ミュータンス菌をはじめとした虫歯の原因菌によって歯が溶かされてしまうと、虫歯になってしまいます。

虫歯の原因菌が増えているかどうかを調べるために有効なのが、唾液検査です。

唾液には細菌の増殖を防ぐ作用があり、細菌が少なければ殺菌することもできます。

ゆえに、唾液を調べることは虫歯の予防において非常に重要なのです。

検査でわかるのが、唾液の質や十分な量があるかどうかです。

また、口内にある虫歯の原因菌であるミュータンス菌やラクトバチラス菌の数、歯茎の健康状態、口内の酸性度、口腔清潔度などもわかります。

検査結果によって、自身に適したケアの方法が把握できるでしょう。

数値によって、虫歯や歯周病になる可能性がある程度わかるので、結果に合わせてケアの方法を考えていくことができます。

自分に合った方法でケアをすることで、予防効果も高くなるでしょう。

唾液検査の流れ

唾液検査にはいくつかの方法があり、検査内容も若干異なります。

異なる点は、主に唾液の採取方法と検査結果が出るまでの期間です。

並行して、検査の流れを解説します。

唾液検査の際は、唾液を採取しなければいけません。

具体的な採取方法として、専用の洗口水でうがいをしたものをコップに吐き出す方法や、ガムを噛んで唾液を分泌させて吐き出す方法などが挙げられます。

唾液は検査キットや検査紙にスポイトで付着させ、検査結果が出るまで5分ほど待ちます。

検査の種類によっては、さらに培養体などを使用して細菌の数も調べますが、結果は当日にはわからず数日後になります。

検査結果から、虫歯や歯周病の原因となるポイントを改善するためのケア方法を提案します。

一部の項目が突出している場合は、根本的な改善が必要になることもあるでしょう。

市販されているケア用品は、特に問題がない状態をキープするのに役立ちます。

しかし、検査結果で異常がある場合は、市販されているものでは不十分です。

歯科医院で、適切なケア方法を相談することをおすすめします。

まとめ

唾液検査は、唾液の量や質、細菌数、口腔清潔度、酸性度、歯茎の健康状態などを把握できる検査です。

予防歯科で行う検査であり、虫歯や歯周病にならないためにはどのようなケアが必要かを把握するために役立ちます。

いくつかの項目で評価をしますが、突出している項目がある場合は早急な対策が必要となるでしょう。

具体的にどのような対策が有効か、歯科院で相談することをおすすめします。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で歯の自費クリーニング】エアフローの特徴

歯科医院のクリーニングでは、自宅で歯磨きをしても落としきることができない汚れを落とすことができます。

クリーニングの施術にはいくつかの種類があり、中でも着色汚れや黒ずみなどを落とす場合に向いているのが、エアフローです。

エアフローがどのような施術なのか、解説します。

エアフローはどのような施術?

歯科医院では、虫歯や歯周病の治療だけではなく、歯の汚れを落とすクリーニングという施術も行っています。

クリーニングは、歯の隙間など歯ブラシでは届かないような場所の汚れはもとより、歯の表面に付いたなかなか落ちない汚れを落とすことが可能です。

歯の表面についた汚れを落とす方法の1つに、エアフローという施術があります。

エアフローは、専用のパウダーを水に混ぜてジェット水流で歯に吹き付け、タバコのヤニや茶渋など、落としきれない汚れや黒ずみなどを洗い流す施術です。

また、歯の表面のバイオフィルムも除去できます。

バイオフィルムは細菌の塊で、放置していると虫歯や歯周病の原因菌が増殖する原因となります。

エアフローにより、虫歯や歯周病予防ができるのです。

保険診療のクリーニングとの違いは?

クリーニングは、保険診療でも受けられますが、施術を受けられるタイミングは限られています。

実際に虫歯や歯周病の症状が出ているときの治療の一環としてのみ、保険診療が適用されるのです。

また、保険診療でできるのは、探針や超音波スケーラーを使用し、歯垢や固まった歯石などを除去することだけです。

細菌の塊を除去することで、治療の助けとしています。

一方、自由診療で受けられるエアフローは、歯の表面に付いた細かい汚れまでしっかりと落とせます。

主な目的は、歯をきれいにする審美や虫歯、歯周病の予防です。

エアフローは水流で洗い流すので、歯の隙間や矯正装置の隙間など、保険診療のクリーニングでは落としきれない場所の汚れもきれいに除去できます。

歯をきれいにしたいのであれば、エアフローの方がおすすめです。

まとめ

歯科医院で行うクリーニングの施術の中に、エアフローがあります。

エアフローは、専用のパウダーを混ぜた水をジェット水流で歯に吹き付ける施術であり、歯磨きでは落としきれない歯の表面の着色汚れやタバコのヤニ、黒ずみなどをきちんと落とせることがメリットです。

保険診療で受けるクリーニングと比較しても、隅々まで汚れを落とすことが可能です。

歯の汚れが気になる方は、一度施術を受けてみてください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で歯の自費クリーニング】バイオフィルム除去とは??

歯科医院では、虫歯や歯周病の治療以外に、歯のクリーニングも行っています。

歯のクリーニングの中でも重要なものの1つが、バイオフィルム除去です。

バイオフィルムは歯の表面に付着する細菌の塊で、放置していると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

バイオフィルム除去とはどのような施術か、解説します。

バイオフィルムとは

毎日歯を丁寧に磨いていても、表面がぬるぬるとして取れないことがあります。

最初はぬるぬるとした状態が気になっても、次第に慣れると、その状態が普通だと思って気にしなくなってしまう人もいるでしょう。

実は、歯のぬるつきは放置していてはいけないものです。

歯の表面がぬるぬるしているのは、バイオフィルムが原因です。

バイオフィルムとは、歯の表面にできる細菌の塊でできた膜のことをいい、歯を磨くだけでは落とせません。

バイオフィルムがなかなか落ちないのは、細菌が分泌する多糖体がバリアとなり、強力に付着しているためです。

強固に付着しているため、歯ブラシで磨いてもなかなかはがれ落ちないのです。

バイオフィルムは、風呂場や洗面所などの水回りのぬめりが近い存在といえるでしょう。

中には細菌が詰まっていて、虫歯や歯周病の原因となる菌も含まれています。

そのため、バイオフィルムを放置すると虫歯や歯周病になるリスクも高くなるのです。

バイオフィルムの除去とは?

バイオフィルムを除去する場合、うがい薬などを使用しても効果がありません。

最も効果的なのは、物理的に膜を破壊することですが、普通の歯ブラシでは効果がないでしょう。

バイオフィルムを除去する際には、スケーラーを使用します。

スケーラーは歯石を取り除く際にも使用しますが、これをバイオフィルムの除去に用いるのは、バイオフィルムが歯石と同じくらい厄介ではがしにくいためです。

また、PMTCでもバイオフィルムを除去できます。

PMTCは、歯科衛生士が専用の機械を用いて清掃を行う施術で、バイオフィルムも他の汚れと同じように除去できます。

バイオフィルムを除去しても、口腔内にかけらが残っていると再び増えてしまいます。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けて増えないように注意しつつ、毎日きちんとブラッシングすることが大切です。

まとめ

歯の表面には、細菌の塊であるバイオフィルムがついてしまうことがあります。

バイオフィルムの表面は細菌が分泌した多糖体に覆われていて、歯に強力に密着し、歯磨きでは取り除けません。

バイオフィルムを除去する際は、膜を物理的に破壊する必要があるので、スケーリングやPMTCなどの施術を受ける必要があります。

除去出来たら、毎日の歯磨きもきちんと行ってください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で歯の自費クリーニング】保険内のクリーニングと自費クリーニングの違いとは??

歯科医院では、歯をきれいにするためのクリーニングという施術を受けることができます。

実は、クリーニングの施術内容には、保険診療内のクリーニングと自費のクリーニングがあることをご存じでしょうか?

保険適用と自費のクリーニングには、どのような違いがあるのか解説します。

クリーニングの保険と自費の違い

歯科医院では、歯磨きで除去できない汚れを落とすことを目的とした「クリーニング」という施術を行っています。

虫歯や歯周病を防ぐためにも、定期的なクリーニングは大切です。

実は、クリーニングは、保険内のクリーニングと自費のクリーニングの2つに大別できます。

保険が適用されるかどうかは、治療を目的としているかどうかで決まります。

すでに症状が出ている場合は保険内ですが、予防のために行う場合は自費となるのです。

保険内か自費かを判断するために、まずは検査をして歯周病や歯肉炎になっているかどうかの判断をしなければなりません。

保険内のクリーニングには、さまざまなルールが定められています。

例えば、歯石がたくさんある場合、保険内のクリーニングでは一度に除去できる量が決まっているため、全ての歯石を一気に落とすことができません。

「検査が面倒」「歯石をまとめて除去したい」という場合は、自費でのクリーニングを受けたほうがいいでしょう。

クリーニングの内容の違い

保険内のクリーニングの場合、歯周病の症状が出ているときに歯石を除去するという内容がメインとなります。

歯周病の症状が出ていない場合には、保険内のクリーニングを受けることができません

また、クリーニングを受ける際に着色除去もしてほしい、という人もいるでしょう。

しかし、保険内のクリーニングでは着色の除去は治療に関係ないため、別途自費で受ける必要があります。

自費のクリーニングの場合は、保険内のようにルールが決まっていません。

そのため、歯石除去だけではなくPMTC、歯のパックなど様々な治療を合わせて受けることが可能です。

保険内のクリーニングはリーズナブルですが、満足度を高めたいのであれば、自費のクリーニングをおすすめします。

まとめ

歯の歯石を除去するクリーニングには、保険内と自費のものがあります。

保険内の場合は、保険診療で定められているルールに従って行うため、一度に多数の歯石を除去することはできない、歯周病などの治療に必要な場合のみ施術を受けられるなどの制限があります。

自費のクリーニングの場合は制限がなく、治療ではなく予防のために受けたり、一度にまとめて歯石を除去したりといったこともできるため、おすすめです。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で歯の自費クリーニング】フッ素塗布の特徴

歯科医院で治療やクリーニングを受けると、最後にフッ素塗布をします。

また、子どもの場合は定期的にフッ素塗布に来るよう言われることもあります。

歯磨き粉の中にも含まれるものがあるなど意外と身近なフッ素ですが、塗ることでどんな効果があるのでしょうか?

フッ素塗布の特徴について、解説します。

フッ素塗布とは?

歯に塗ることで虫歯の予防になるといわれるフッ素ですが、そもそもフッ素とは何でしょうか?

歯に塗るということは口から体内に入っていくものなので、体に悪影響がないかも気になるのではなるかもしれません。

実はフッ素は、一般的な食べ物にも含まれている物質です。

味噌汁や清涼飲料水、お茶などにも含まれているので、基本的に体への悪影響はありません。

フッ素は日常生活の中に溶け込んでいるため、歯科医院だけで使用できる専門性の高い薬剤というわけではありません。

先述したとおり、市販の歯磨き粉などのオーラルケア用品にも「フッ素配合」と書かれたものがたくさんあるので、目にする機会は多いでしょう。

食事や歯磨き等を通じてフッ素を摂取しても体への悪影響はありませんが、大量に摂取した場合はフッ素の急性中毒を引き起こす可能性があります。

ただし、よほど大量に摂取しない限り起こることはなく、普段どおりの生活をしている分には急性中毒にはなりません。

歯科医院では高濃度のフッ素を歯の表面に塗布しますが、虫歯予防のために塗布するだけで量は多くないため、中毒を起こすことはありません。

痛みもなく、手軽に受けられる安全な治療といえます。

フッ素の働き

フッ素には、主に2つの働きがあります。

歯の再石灰化を促進する働きと、歯を強くする働きです。

具体的な内容を解説します。

ミュータンス菌が産生する酸によって歯が溶けると、主成分であるカルシウムやリンが流れ出てしまうことがあります。

これが脱灰で、再石灰化は脱灰した歯を修復することをいいます。

フッ素の働きで特に重要な点が、再石灰化を促す働きです。

溶け出したカルシウムやリンなどを再び歯に戻し、結晶化を促進する働きがあるのです。

フッ素のもう1つの働きである「歯を強くする働き」とは、歯の構成物質を作り替えるというものです。

再石灰化の際に、歯を構成するハイドロキシアパタイトという物質にフッ素が入ることで、より強いフルオロアパタイトに作り替えてくれます。

まとめ

フッ素には、虫歯を予防したり歯を強くしたりする働きがあります。

味噌汁など一般的な飲食物に含まれている成分であり、通常の用途であれば摂取しても問題はない安全なものです。

本文でも書いたように、フッ素は、歯の再石灰化の促進と歯を構成する物質を作り替えます。

市販のオーラルケア用品にも含まれているため、虫歯予防に使用することをおすすめします。

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【成城で歯の自費クリーニング】PMTCの特徴

歯科医院では、歯の汚れを落とす施術であるクリーニングを受けられます。

クリーニングにはいくつかの方法があり、中でも特に重要なのがPMTCという施術です。

歯をきれいにできるPMTCとは、どのような施術なのでしょうか?

PMTCの特徴について、解説します。

PMTCとは?

PMTCとは、歯の専門家である歯科衛生士が、専用の研磨剤などの薬剤やブラシなどの専用の器具を用いて歯をきれいにする施術のことです。

「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字をつなげて、PMTCといいます。

歯には虫歯や歯周病などのさまざまなトラブルが起こり得ます。

トラブルの原因として一番多いのが、歯に付いた食べかすなどの汚れです。

特に、口の奥深くや歯間に挟まったものは、普通に歯を磨くだけでは落としきれないでしょう。

口内に残った汚れを放置していると、細菌によって分解されてプラークが産生されます。

プラークには多くの細菌が含まれいて、虫歯や歯周病の原因となる細菌も中にいます。

プラークの中にいる虫歯や歯周病の原因菌は、プラークの中でどんどん増えていくのです。

また、できたプラークを放置していると、固まって歯石になり、歯に強く張り付くようになります。

歯石になると、丁寧に歯を磨いても落とすのは困難です。

落とし切れない歯石が、やがて虫歯や歯周病を引き起こしてしまいます。

虫歯や歯周病にならないようにするためにも、PMTCを早い段階で受けることが大切です。

なぜなら、PMTCによって食べかすやプラークなどを徹底して落とすことができるからです。

プラークが歯石になっていても、PMTCであれば奥深くまできれいに除去できます。

PMTCを受けるペースは?

PMTCは、歯磨きでは落としきれない汚れをきれいに落とすことが可能です。

汚れをためないよう、頻繁に受ける必要があると思っている人もいるかもしれませんが、実は頻繁に受けても意味はありません。

食べかすやプラークは、突然大量に増えるわけではなく、少しずつ蓄積されていきます。

そのため、ある程度の時間が経過しなければ、プラークになることはないのです。

PMTCは、一般的には3カ月おきに受けます。

人によって口内の状態は異なるため、もっと頻繁に受ける人もいれば、6カ月おきなど期間を空ける人もいるでしょう。

PMTCを定期的に受けることで、虫歯や歯周病などのトラブルが起こっていないか、定期的に確認してもらうこともできます。

施術を受けるペースはどのくらいが適切なのか、歯科医院で相談しましょう。

まとめ

PMTCは、専用の薬剤や器具を用いて、専門家である歯科衛生士が歯をきれいに清掃するという施術です。

歯に食べかすなどがついたまま放置していると、プラークから歯石になり、虫歯や歯周病の原因となる細菌が増えてしまいます。

定期的にPMTCを受けて清掃することで、虫歯や歯周病を予防できるのです。

PMTCを受けることで定期検診の代わりにもなるため、定期的に受けることをおすすめします。

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【成城の歯医者】自費治療と保険内治療の違いとは?

歯科医院での治療には、自費診療と保険内診療があります。

保険内診療は治療費の1割から3割が自己負担になるのに対し、自費診療では全額自己負担となるという違いがあります。

自費診療と保険内診療は何が違うのでしょうか?

歯科医院の自費診療と保険内診療の違いについて、解説します。

歯科医院の自費診療とは?

歯科医院では、全額自己負担となる自費診療の治療を行っています。

いくつかの治療は自費診療でしかできません。

日本には健康保険制度があり、基本的な治療については治療費を一部だけ負担すればいいのですが、保険内診療となるのは治療のために必要最低限と認められた内容だけであり、逸脱する部分については自費診療になります。

自費診療となる治療の中で代表的なものの一つが、インプラントです。

また、ホワイトニングやガムピーリング、矯正治療など審美歯科に含まれる治療については、治療の必要性があるとは限らないため、自費診療となります。

また、虫歯の治療において詰めものや被せものを装着する際、セラミックやジルコニア、金歯など見た目をよくしたり丈夫な素材を使ったりした場合は、自費診療となります。

自費診療のメリットは、実は見た目だけではありません。

自費診療で使用される素材は、虫歯や歯周病の再発が起こりにくいものです。

保険内診療は数年で治療し直すことも多いのですが、自費診療の場合は20年ほど長持ちします。

したがって、自費診療は20年後を見据えた治療を行っているといえるでしょう。

保険内診療とは?

歯科医院で受ける基本的な治療は、保険内診療です。

例えば、虫歯の治療をした後に装着する詰めものや被せものを銀歯、金銀パラジウム合金にした場合は、保険内診療となります。

また、ブリッジの場合も同じく金銀パラジウム合金を素材としたものが保険内診療となりますが、前歯や小臼歯は硬質レジンやプラスチックによって、保険内診療でも白くできます。

保険内診療には、さまざまなルールがあります。

同じ治療を保険内診療で受けるには一定期間が経過していなければならないといったルールもあるので、注意しましょう。

まとめ

歯科医院で受けることができる治療には、自費診療と保険内診療があります。

自費診療は見た目や機能性に優れているものの治療費を全額自分で負担する治療で、保険内診療は自己負担額が1割から3割になる治療です。

主に、被せものの種類などで異なるのですが、インプラントや審美歯科のメニューの大部分のように、自費診療でしか受けられない治療もあります。

自費診療と保険内診療のどちらがいいか、よく考えてみましょう。

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【成城の歯医者】妊娠糖尿病が口内にどう影響するのかを解説します

妊娠中は、母体にさまざまな不調が起こることがあります。

不調の中には、妊娠中だけ発症する病気もあります。

たとえば、妊娠糖尿病も妊娠中だけに発症する病気の1つです。

妊娠糖尿病は歯にも大きな影響がある病気ですが、具体的にどのような影響があるのでしょうか?

妊娠糖尿病の歯への影響について、解説します。

妊娠糖尿病とは?

生活習慣病の一種として、糖尿病が挙げられます。

しかし、糖尿病とは別に、妊娠中だけ起こる妊娠糖尿病というものがあるのです。

妊娠糖尿病とは、どのような病気なのでしょうか?

妊娠糖尿病とは、妊娠している状態で初めて発見された糖代謝異常のことを指します。

一般的な糖尿病とは異なり、妊娠前から診断されている糖尿病や、妊娠中でも明らかに一般的な糖尿病と診断された場合には、妊娠糖尿病に含まれません。

血糖を下げる効果があるインスリンは、妊娠中に胎盤から分泌されるホルモンによって働きが抑制されてしまいます。

さらにインスリンを破壊する酵素が胎盤で作られるため、妊娠している間は血糖値が上がりやすくなり、妊娠糖尿病となります。

妊娠糖尿病になると、当然ながら高血糖になります。

高血糖になると、お母さんは妊娠高血圧症候群や羊水量の異常、網膜症や腎症などの発症や悪化、肩甲難産などの合併症が起こることがあります。

また、お腹の中にいる子どもにも、流産や巨大児、低血糖、多血症、心臓肥大、形態異常、黄疸、電解質異常などの合併症が起こる可能性があり、最悪の場合は胎児が死亡してしまうこともあるのです。

妊娠糖尿病と歯周病の関係

妊娠中は、妊娠性歯肉炎になることも珍しくありません。

妊娠性歯肉炎は、悪化すると歯周病になります。

実は、歯周病は妊娠糖尿病と深い関わりがあるのです。

歯周病は、糖尿病の合併症の1つといわれることもあります。

歯周病菌が血管に入って全身を巡ると、歯周病菌由来の悪玉物質が増えてインスリンの働きを阻害し、血糖が下がりにくい状態を作るのです。

また、妊娠糖尿病になって高血糖の状態が続くと、免疫機能が低下して歯周病が悪化しやすくなります。

歯周病を改善すると、血糖コントロールもしやすくなるのです。

まとめ

妊娠中に発症する妊娠糖尿病は、胎盤から分泌されるホルモンがインスリンの働きを阻害して血糖を下げるのを邪魔するうえ、インスリンを破壊する酵素を作り出すことで起こります。

高血糖になると、母体と胎児それぞれに合併症が起こる可能性があります。

また、妊娠中は歯周病のリスクが高まるのですが、歯周病は妊娠糖尿病を悪化させ、妊娠糖尿病は歯周病を悪化させます。

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