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【成城で歯周病治療】動脈硬化と歯周病の関係

歯周病は、口内で歯を支える組織を破壊て歯をぐらつかせ、やがては抜けてしまう病気だと思われています。

間違ってはいませんが、実は歯周病の影響は口内だけにとどまりません。

たとえば、歯周病は動脈硬化と関係があることでも知られています。

歯周病と動脈硬化にどのような関係があるのか、解説します。

歯周病が引き起こす動脈硬化

歯周病は、歯周病菌といういくつかの細菌によっておこる病気です。

歯周病菌は歯茎に炎症を起こし、歯を支える歯周組織を破壊して歯の支えを失わせますが、他にも影響があります。

歯周病菌が増殖する歯周ポケット内では、菌が増殖することで歯肉を破壊し、血液の中に歯周病菌が入り込む菌血症になります。

血液に侵入した歯周病菌は、全身へと広がっていくのです。

歯周病菌は通り道となった血管の中で動脈硬化を起こしている箇所にも感染し、動脈硬化を促進して血管を詰まりやすくしてしまいます。

歯周病菌によって産生される毒性物質や炎症性物質の働きで、動脈硬化を促進すると考えられているのです。

動脈硬化によっておこる病気

動脈硬化が促進されると、さまざまな症状につながっていきます。

動脈硬化によっておこる病気には、どのようなものがあるのでしょうか?

代表的な症状について、解説します。

まず、脳の動脈が閉塞して血液が脳に届かなくなると、脳梗塞になります。

脳梗塞は、時間が経つと脳が壊死してしまいます。

治療できても片側の手足にまひなどが残り、呂律も回らなくなるなどの症状が出る病気です。

心臓へと血液を送っている冠動脈が詰まりそうになると、狭心症が起こります。

血管が狭くなったときにも起こる病気で、放置していると心筋梗塞につながることもあります。

狭心症が重症化すると、冠動脈が完全に詰まる心筋梗塞になってしまいます。

心臓の筋肉に血液が届かず、筋肉が壊死して心臓が動かなくなってしまう、急死しやすい病気でもあります。

まとめ

歯周病は口内で起こる病気なので、影響も口内だけだと思われがちですが、実は全身の疾患にも影響します。

特に、動脈硬化には注意が必要で、歯周病菌が全身に広がった時に硬化した血管があると、硬化を促進してしまいます。

動脈硬化は、場所によっては脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などを引き起こすこともあるため、命に関わるのです。

歯周病になった時は全身の疾患にも注意して、なるべく早く治療しましょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で歯周病治療】歯肉炎とはどんな症状か?

歯茎に違和感があるときは、歯茎が赤くなっていたり腫れたりしているかもしれません。

歯茎が赤くなったり腫れたりしているのは、歯肉炎の症状です。

ほとんどの場合は痛みがないため、気にしない人もいるでしょう。

しかし、歯周病の初期症状なので、放っておくと重症化するかもしれません。

歯肉炎の症状について解説します。

歯肉炎の症状は?

歯肉炎は、歯周病の初期症状です。

しかし、ほとんどの場合は痛みがないため気付きにくく、気が付いたころには重症化していることもあります。

早期に気付けるように、歯肉炎の症状を把握しておきましょう。

歯肉炎で起こる症状として、まずは歯茎の腫れが挙げられます。

歯肉とは歯の周囲にある歯茎のことで、歯茎に細菌が侵入して炎症を起こすと、腫れてしまうのです。

また、歯肉が赤くなることもあります。

健康な歯肉はピンク色ですが、歯肉炎になると真っ赤になり、非常に目立ちます。

歯茎で炎症が起こると、歯周組織が破壊されて血が出るようになります。

出血するようになると、歯肉炎はかなり進行しているといえるでしょう。

歯肉炎を放置しているとどうなる?

歯肉炎は歯周病の一種であり、放置していると徐々に悪化していきます。

悪化すると、歯肉炎から歯周炎に変わっていくのです。

歯周炎には、軽度、中度、重度の3つの段階があります。

歯肉炎の状態では、歯と歯茎の間に歯石が溜まりやすくなります。

歯石は歯垢が固まったもので、細菌が増える原因にもなるため、歯周病菌が増殖して歯周病が悪化する原因となるのです。

歯肉炎が悪化して軽度歯周炎になると、歯と歯茎の間にできる歯周ポケットという溝が深くなっていきます。

歯石も歯周ポケットの奥に入り込み、なかなか取れなくなってしまうでしょう。

さらに進行すると中度歯周炎となり、歯茎の奥にまで炎症が起こるようになります。

重度歯周炎は歯周組織を破壊してしまうため、歯が支えを失い抜けやすくなってしまうでしょう。

まとめ

歯肉炎は、歯周組織の初期症状であり、歯茎に腫れや赤み、出血などの症状が生じます。

痛みがないため、放っておけば治ると思っている人もいるかもしれません。

しかし、悪化すると歯周病の症状が進行するため、早期に治療したほうがいいでしょう。

歯周炎になっていなければ、治療にかかる期間は短くなります。

定期検診を受けていれば歯肉炎の状態で発見しやすくなるため、定期的に歯科医院を受診することをおすすめします。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で歯周病治療】軽度歯周炎とはどんな症状か?

歯を失う原因の中で1位である歯周病には、いくつかの段階があります。

最も軽症なのが歯肉炎、最も重症なのが重度歯周炎ですが、軽度歯周炎はどのような症状なのでしょうか?

また、悪化させないためには何に気を付けるべきでしょうか?

軽度歯周炎について、解説します。

軽度歯周炎とは?

歯周病は、歯肉炎に加えて軽度、中度、重度の歯周炎という症状をまとめた呼び方です。

歯周病の症状は4段階に分かれていますが、軽度歯周炎の場合はどのような症状なのでしょうか?

軽度歯周炎は、歯肉炎と非常に近い症状がみられます。

判断するポイントは、歯肉だけに炎症が起こっているか、骨にも炎症が起こっているかという点です。

軽度でも、歯周炎は歯肉以外の歯周組織にも炎症が起こった状態を指します。

軽度歯周炎の場合は、歯を支えている歯槽骨という骨に炎症が起こっている状態であり、歯肉にも炎症が起きています。

歯槽骨に炎症が起こると、骨が徐々に溶けていきます。

支えとなる骨が減少することで歯の周囲の歯肉が下がっていき、歯と歯肉の間にある歯周ポケットは深くなってしまいます。

歯周ポケットにはプラークや歯石が入り込み、内部で歯周病菌などの細菌が増殖しやすくなります。

ただし、歯周ポケットが深くなっても痛みは生じないため、気づかないことも多いでしょう。

軽度歯周炎を悪化させないためには?

軽度歯周炎になった時、何の対策やケアもしなければ、いずれは中度歯周炎、重度歯周炎と悪化してしまいます。

悪化させないためには、どのようなことに気を付けるべきでしょうか?

歯周病になる原因、ならびに悪化する原因は、歯周病菌です。

まずは、歯周病菌を増やさないようにして、今いる歯周病菌をできるだけ除去しなくてはいけません。

歯周病菌が増える原因となるプラークを取り除くために、ブラッシングの方法について指導を受けましょう。

きちんと磨いていると思っても、歯ブラシが届いていない場所があるかもしれないので、一度正しい磨き方の指導を受けてください。

また、歯周ポケットの中にあるプラークや歯石を除去することも大切です。

歯石は歯に付いているものもあるので、歯石除去の施術を受けて残さず除去しましょう。

歯周病菌が増える原因を取り除くことで、歯周病の悪化を防ぎ治療を進めることができます。

まとめ

軽度歯周炎は、歯周病の初期段階ではありますが、歯肉にだけ炎症が起こっている歯肉炎とは違い、歯周組織、歯槽骨にも炎症が起こった状態です。

炎症が起こった歯槽骨は徐々に溶けていくため、歯周ポケットが深くなり歯周病菌が増えていきます。

軽度歯周炎を悪化させないためにも、歯周病菌が増えないようクリーニングを受けて歯石やプラークを除去し、歯周病菌をできるだけ減らすようにしましょう。

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【成城で歯周病治療】歯周組織再生療法とは??

歯周病は、歯を失う原因として最も多い病気です。

歯周病になると、歯茎が炎症を起こして歯周組織を破壊するため、歯を支えることができずに歯が抜けてしまいます。

歯周病の治療方法の1つである、破壊された歯周組織を再生させる歯周組織再生療法がどのような治療なのか、解説します。

歯周組織再生療法とは?

歯周組織は、歯の周辺にある歯を支える組織のことで、歯茎や歯根膜、セメント質、歯槽骨などがあります。

歯周病になると炎症が起こり、歯周組織は破壊されてしまいます。

歯槽骨は歯の土台、歯根膜は歯根と歯槽骨をつなぐなど、歯周組織にはそれぞれ役割があるのですが、全体的には歯を支えるという目的があります。

しかし、歯周病になって破壊されてしまった場合は、歯を支えることができなくなるため、歯は抜けてしまうのです。

歯周組織は、放っておけば回復するものではありません。

回復させるためには、歯周組織再生療法を行う必要があるのです。

歯を支える歯周組織を再生させるために必要な場所を確保して、組織の再生を誘導するための薬剤を入れて再生させます。

治療の流れ

歯周組織再生療法がどのような流れで進められるのかを解説します。

骨が失われて歯の周りに深い骨欠損があるので、まずは歯肉を一時的に広げて骨が欠損している部分を明らかにし、歯の根の部分をきれいにしていきます。

歯根部には、プラークや歯石、炎症を起こした組織などが付着していることがあります。

付着したまま治療を進めても、治療後に再び歯周病を起こしてしまっては繰り返しになるため、原因をしっかりと除去してから治療を進めていく必要があるのです。

歯の根がきれいになったら、歯周組織の再生を誘導するための薬剤を注入します。

薬剤にはいくつかの種類があり、特によく使用されるのがたんぱく質の一種でできているエナメルマトリックスデリバティブを主成分とした、エムドゲインという薬剤です。

薬剤を注入したら、広げていた歯肉を元通りにし、組織再生誘導薬剤を密封します。

薬剤は、半年から1年ほどの時間をかけて骨を再生していき、体の一部と同化させて歯を支える歯周組織を造りあげていきます。

まとめ

歯周病は、歯を支える歯周組織に炎症を起こして破壊し、歯の支えを失わせ、歯が抜けやすくなる病気です。

歯周病で失われた歯周組織は放っておいても回復しないため、歯周組織再生療法を受けて再生させる必要があるのです。

再生には長い時間がかかり、定期的に治療した箇所を確認してケアしていく必要があるので、歯科医院に通えるタイミングで治療を受けましょう。

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【成城で歯周病治療】妊産婦さんに及ぼす歯周病の影響

妊娠中は、歯周病になりやすいといわれています。

ホルモンバランスの変化などでかかりやすくなり、妊娠性歯肉炎という歯周病に似た病気もあります。

歯周病は、妊産婦さんにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

妊産婦さんに対して歯周病が及ぼす影響を解説します。

妊産婦に起こりやすい歯周病

妊娠中は、体にさまざまな変化が訪れます。

口内にも変化は及び、歯周病になるケースが増えるのです。

特に、妊産婦の場合は妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。

妊娠性歯肉炎とは、妊娠中にだけ起こる歯肉炎です。

ただし、症状は歯周病の歯肉炎と変わらず、主に歯茎の腫れ、赤み、歯茎からの出血、痛みなどの症状が表れます。

妊娠性歯肉炎の原因となるのは、女性ホルモンの増加です。

妊娠中は女性ホルモンが変化し、エストロゲンというホルモンが増加します。

エストロゲンには歯周病の原因となる細菌を活発にする働きもあるのです。

また、プロゲステロンという女性ホルモンは、プロスタグランジンという炎症を起こす物質を増加させる働きがあります。

特に、妊娠後期はかなり増えるため、妊娠性歯肉炎を発症するリスクも高くなります。

つわりなどで、歯磨きがしっかりできなくなることも、歯周病になる原因の1つです。

口内の食べかすなどが多いと、歯周病の原因となる細菌が増えやすくなるため、できる限りケアをしないと歯周病になってしまう可能性があります。

胎児にはどのような影響がある?

妊産婦さんが歯周病になると、胎児にも影響があります。

場合によっては、早産や低体重児出産になってしまうことがあるのです。

なぜ、胎児に影響するのでしょうか?

歯周病になるとプロゲステロンという女性ホルモンが増え、プロスタグランジンという物質も増加しやすくなります。

プロスタグランジンは出産時にも分泌される物質であるため、増加すると子宮が収縮して出産を始めてしまうことがあるのです。

また、妊産婦さんが歯周病になっていると、通常よりも低体重児出産の割合が増えるという調査結果があるため、正常に発育できるように歯周病を予防する必要があります。

まとめ

妊産婦さんが歯周病になる時は、妊娠性歯肉炎にかかるケースよくみられます。

きちんと対処しなければ重度の歯周病に進行していくため、妊娠性歯肉炎になった時は治療を受けなくてはいけません。

また、妊産婦さんが歯周病になると胎児にも影響があり、ホルモンバランスの変化によってプロスタグランジンが増加することで早産のリスクが高まる恐れがあります。

加えて、妊産婦さんが歯周病だと、低体重児出産が増えるという調査結果もあるため、妊娠性歯肉炎になった場合には、歯科医院で診察を受けましょう。

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【成城で歯の自費クリーニング】エアフローの特徴

歯科医院のクリーニングでは、自宅で歯磨きをしても落としきることができない汚れを落とすことができます。

クリーニングの施術にはいくつかの種類があり、中でも着色汚れや黒ずみなどを落とす場合に向いているのが、エアフローです。

エアフローがどのような施術なのか、解説します。

エアフローはどのような施術?

歯科医院では、虫歯や歯周病の治療だけではなく、歯の汚れを落とすクリーニングという施術も行っています。

クリーニングは、歯の隙間など歯ブラシでは届かないような場所の汚れはもとより、歯の表面に付いたなかなか落ちない汚れを落とすことが可能です。

歯の表面についた汚れを落とす方法の1つに、エアフローという施術があります。

エアフローは、専用のパウダーを水に混ぜてジェット水流で歯に吹き付け、タバコのヤニや茶渋など、落としきれない汚れや黒ずみなどを洗い流す施術です。

また、歯の表面のバイオフィルムも除去できます。

バイオフィルムは細菌の塊で、放置していると虫歯や歯周病の原因菌が増殖する原因となります。

エアフローにより、虫歯や歯周病予防ができるのです。

保険診療のクリーニングとの違いは?

クリーニングは、保険診療でも受けられますが、施術を受けられるタイミングは限られています。

実際に虫歯や歯周病の症状が出ているときの治療の一環としてのみ、保険診療が適用されるのです。

また、保険診療でできるのは、探針や超音波スケーラーを使用し、歯垢や固まった歯石などを除去することだけです。

細菌の塊を除去することで、治療の助けとしています。

一方、自由診療で受けられるエアフローは、歯の表面に付いた細かい汚れまでしっかりと落とせます。

主な目的は、歯をきれいにする審美や虫歯、歯周病の予防です。

エアフローは水流で洗い流すので、歯の隙間や矯正装置の隙間など、保険診療のクリーニングでは落としきれない場所の汚れもきれいに除去できます。

歯をきれいにしたいのであれば、エアフローの方がおすすめです。

まとめ

歯科医院で行うクリーニングの施術の中に、エアフローがあります。

エアフローは、専用のパウダーを混ぜた水をジェット水流で歯に吹き付ける施術であり、歯磨きでは落としきれない歯の表面の着色汚れやタバコのヤニ、黒ずみなどをきちんと落とせることがメリットです。

保険診療で受けるクリーニングと比較しても、隅々まで汚れを落とすことが可能です。

歯の汚れが気になる方は、一度施術を受けてみてください。

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【成城で歯の自費クリーニング】バイオフィルム除去とは??

歯科医院では、虫歯や歯周病の治療以外に、歯のクリーニングも行っています。

歯のクリーニングの中でも重要なものの1つが、バイオフィルム除去です。

バイオフィルムは歯の表面に付着する細菌の塊で、放置していると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

バイオフィルム除去とはどのような施術か、解説します。

バイオフィルムとは

毎日歯を丁寧に磨いていても、表面がぬるぬるとして取れないことがあります。

最初はぬるぬるとした状態が気になっても、次第に慣れると、その状態が普通だと思って気にしなくなってしまう人もいるでしょう。

実は、歯のぬるつきは放置していてはいけないものです。

歯の表面がぬるぬるしているのは、バイオフィルムが原因です。

バイオフィルムとは、歯の表面にできる細菌の塊でできた膜のことをいい、歯を磨くだけでは落とせません。

バイオフィルムがなかなか落ちないのは、細菌が分泌する多糖体がバリアとなり、強力に付着しているためです。

強固に付着しているため、歯ブラシで磨いてもなかなかはがれ落ちないのです。

バイオフィルムは、風呂場や洗面所などの水回りのぬめりが近い存在といえるでしょう。

中には細菌が詰まっていて、虫歯や歯周病の原因となる菌も含まれています。

そのため、バイオフィルムを放置すると虫歯や歯周病になるリスクも高くなるのです。

バイオフィルムの除去とは?

バイオフィルムを除去する場合、うがい薬などを使用しても効果がありません。

最も効果的なのは、物理的に膜を破壊することですが、普通の歯ブラシでは効果がないでしょう。

バイオフィルムを除去する際には、スケーラーを使用します。

スケーラーは歯石を取り除く際にも使用しますが、これをバイオフィルムの除去に用いるのは、バイオフィルムが歯石と同じくらい厄介ではがしにくいためです。

また、PMTCでもバイオフィルムを除去できます。

PMTCは、歯科衛生士が専用の機械を用いて清掃を行う施術で、バイオフィルムも他の汚れと同じように除去できます。

バイオフィルムを除去しても、口腔内にかけらが残っていると再び増えてしまいます。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けて増えないように注意しつつ、毎日きちんとブラッシングすることが大切です。

まとめ

歯の表面には、細菌の塊であるバイオフィルムがついてしまうことがあります。

バイオフィルムの表面は細菌が分泌した多糖体に覆われていて、歯に強力に密着し、歯磨きでは取り除けません。

バイオフィルムを除去する際は、膜を物理的に破壊する必要があるので、スケーリングやPMTCなどの施術を受ける必要があります。

除去出来たら、毎日の歯磨きもきちんと行ってください。

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【成城で歯の自費クリーニング】保険内のクリーニングと自費クリーニングの違いとは??

歯科医院では、歯をきれいにするためのクリーニングという施術を受けることができます。

実は、クリーニングの施術内容には、保険診療内のクリーニングと自費のクリーニングがあることをご存じでしょうか?

保険適用と自費のクリーニングには、どのような違いがあるのか解説します。

クリーニングの保険と自費の違い

歯科医院では、歯磨きで除去できない汚れを落とすことを目的とした「クリーニング」という施術を行っています。

虫歯や歯周病を防ぐためにも、定期的なクリーニングは大切です。

実は、クリーニングは、保険内のクリーニングと自費のクリーニングの2つに大別できます。

保険が適用されるかどうかは、治療を目的としているかどうかで決まります。

すでに症状が出ている場合は保険内ですが、予防のために行う場合は自費となるのです。

保険内か自費かを判断するために、まずは検査をして歯周病や歯肉炎になっているかどうかの判断をしなければなりません。

保険内のクリーニングには、さまざまなルールが定められています。

例えば、歯石がたくさんある場合、保険内のクリーニングでは一度に除去できる量が決まっているため、全ての歯石を一気に落とすことができません。

「検査が面倒」「歯石をまとめて除去したい」という場合は、自費でのクリーニングを受けたほうがいいでしょう。

クリーニングの内容の違い

保険内のクリーニングの場合、歯周病の症状が出ているときに歯石を除去するという内容がメインとなります。

歯周病の症状が出ていない場合には、保険内のクリーニングを受けることができません

また、クリーニングを受ける際に着色除去もしてほしい、という人もいるでしょう。

しかし、保険内のクリーニングでは着色の除去は治療に関係ないため、別途自費で受ける必要があります。

自費のクリーニングの場合は、保険内のようにルールが決まっていません。

そのため、歯石除去だけではなくPMTC、歯のパックなど様々な治療を合わせて受けることが可能です。

保険内のクリーニングはリーズナブルですが、満足度を高めたいのであれば、自費のクリーニングをおすすめします。

まとめ

歯の歯石を除去するクリーニングには、保険内と自費のものがあります。

保険内の場合は、保険診療で定められているルールに従って行うため、一度に多数の歯石を除去することはできない、歯周病などの治療に必要な場合のみ施術を受けられるなどの制限があります。

自費のクリーニングの場合は制限がなく、治療ではなく予防のために受けたり、一度にまとめて歯石を除去したりといったこともできるため、おすすめです。

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【成城で歯の自費クリーニング】フッ素塗布の特徴

歯科医院で治療やクリーニングを受けると、最後にフッ素塗布をします。

また、子どもの場合は定期的にフッ素塗布に来るよう言われることもあります。

歯磨き粉の中にも含まれるものがあるなど意外と身近なフッ素ですが、塗ることでどんな効果があるのでしょうか?

フッ素塗布の特徴について、解説します。

フッ素塗布とは?

歯に塗ることで虫歯の予防になるといわれるフッ素ですが、そもそもフッ素とは何でしょうか?

歯に塗るということは口から体内に入っていくものなので、体に悪影響がないかも気になるのではなるかもしれません。

実はフッ素は、一般的な食べ物にも含まれている物質です。

味噌汁や清涼飲料水、お茶などにも含まれているので、基本的に体への悪影響はありません。

フッ素は日常生活の中に溶け込んでいるため、歯科医院だけで使用できる専門性の高い薬剤というわけではありません。

先述したとおり、市販の歯磨き粉などのオーラルケア用品にも「フッ素配合」と書かれたものがたくさんあるので、目にする機会は多いでしょう。

食事や歯磨き等を通じてフッ素を摂取しても体への悪影響はありませんが、大量に摂取した場合はフッ素の急性中毒を引き起こす可能性があります。

ただし、よほど大量に摂取しない限り起こることはなく、普段どおりの生活をしている分には急性中毒にはなりません。

歯科医院では高濃度のフッ素を歯の表面に塗布しますが、虫歯予防のために塗布するだけで量は多くないため、中毒を起こすことはありません。

痛みもなく、手軽に受けられる安全な治療といえます。

フッ素の働き

フッ素には、主に2つの働きがあります。

歯の再石灰化を促進する働きと、歯を強くする働きです。

具体的な内容を解説します。

ミュータンス菌が産生する酸によって歯が溶けると、主成分であるカルシウムやリンが流れ出てしまうことがあります。

これが脱灰で、再石灰化は脱灰した歯を修復することをいいます。

フッ素の働きで特に重要な点が、再石灰化を促す働きです。

溶け出したカルシウムやリンなどを再び歯に戻し、結晶化を促進する働きがあるのです。

フッ素のもう1つの働きである「歯を強くする働き」とは、歯の構成物質を作り替えるというものです。

再石灰化の際に、歯を構成するハイドロキシアパタイトという物質にフッ素が入ることで、より強いフルオロアパタイトに作り替えてくれます。

まとめ

フッ素には、虫歯を予防したり歯を強くしたりする働きがあります。

味噌汁など一般的な飲食物に含まれている成分であり、通常の用途であれば摂取しても問題はない安全なものです。

本文でも書いたように、フッ素は、歯の再石灰化の促進と歯を構成する物質を作り替えます。

市販のオーラルケア用品にも含まれているため、虫歯予防に使用することをおすすめします。

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【成城で歯の自費クリーニング】PMTCの特徴

歯科医院では、歯の汚れを落とす施術であるクリーニングを受けられます。

クリーニングにはいくつかの方法があり、中でも特に重要なのがPMTCという施術です。

歯をきれいにできるPMTCとは、どのような施術なのでしょうか?

PMTCの特徴について、解説します。

PMTCとは?

PMTCとは、歯の専門家である歯科衛生士が、専用の研磨剤などの薬剤やブラシなどの専用の器具を用いて歯をきれいにする施術のことです。

「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字をつなげて、PMTCといいます。

歯には虫歯や歯周病などのさまざまなトラブルが起こり得ます。

トラブルの原因として一番多いのが、歯に付いた食べかすなどの汚れです。

特に、口の奥深くや歯間に挟まったものは、普通に歯を磨くだけでは落としきれないでしょう。

口内に残った汚れを放置していると、細菌によって分解されてプラークが産生されます。

プラークには多くの細菌が含まれいて、虫歯や歯周病の原因となる細菌も中にいます。

プラークの中にいる虫歯や歯周病の原因菌は、プラークの中でどんどん増えていくのです。

また、できたプラークを放置していると、固まって歯石になり、歯に強く張り付くようになります。

歯石になると、丁寧に歯を磨いても落とすのは困難です。

落とし切れない歯石が、やがて虫歯や歯周病を引き起こしてしまいます。

虫歯や歯周病にならないようにするためにも、PMTCを早い段階で受けることが大切です。

なぜなら、PMTCによって食べかすやプラークなどを徹底して落とすことができるからです。

プラークが歯石になっていても、PMTCであれば奥深くまできれいに除去できます。

PMTCを受けるペースは?

PMTCは、歯磨きでは落としきれない汚れをきれいに落とすことが可能です。

汚れをためないよう、頻繁に受ける必要があると思っている人もいるかもしれませんが、実は頻繁に受けても意味はありません。

食べかすやプラークは、突然大量に増えるわけではなく、少しずつ蓄積されていきます。

そのため、ある程度の時間が経過しなければ、プラークになることはないのです。

PMTCは、一般的には3カ月おきに受けます。

人によって口内の状態は異なるため、もっと頻繁に受ける人もいれば、6カ月おきなど期間を空ける人もいるでしょう。

PMTCを定期的に受けることで、虫歯や歯周病などのトラブルが起こっていないか、定期的に確認してもらうこともできます。

施術を受けるペースはどのくらいが適切なのか、歯科医院で相談しましょう。

まとめ

PMTCは、専用の薬剤や器具を用いて、専門家である歯科衛生士が歯をきれいに清掃するという施術です。

歯に食べかすなどがついたまま放置していると、プラークから歯石になり、虫歯や歯周病の原因となる細菌が増えてしまいます。

定期的にPMTCを受けて清掃することで、虫歯や歯周病を予防できるのです。

PMTCを受けることで定期検診の代わりにもなるため、定期的に受けることをおすすめします。

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