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カテゴリ: 歯周病

         

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【成城で歯周病治療】エアーフローについて

歯周病の予防や治療では、歯に付いた汚れを徹底的に除去することも必要です。

汚れの除去にはクリーニングが有効ですが、クリーニングにはいくつかの施術があります。

エアーフローもクリーニングの一環であり、黒ずみや着色汚れの除去に向いています。

エアーフローがどのような施術なのか、解説します。

エアーフローはどのような施術?

歯には普段の歯磨きでは落としきることができない汚れが少しずつ溜まっているため、何もしなければ歯周病の原因となるプラークや歯石などができてしまいます。

通常の歯磨きでは落としきれない汚れができてしまった場合は、クリーニングを受けることで除去することが可能です。

クリーニングにはいくつかの種類があり、歯ブラシが届かない歯の隙間などの汚れや着色汚れを徹底的に落とせます。

種類によって落としやすい汚れの種類は決まっていて、着色汚れを落としたい場合はエアーフローという施術が特に有効です。

エアーフローは歯の表面の汚れを落とすのに適しています。

水に専用のパウダーを混ぜてジェット水流によって歯に吹き付けることで、歯の表面や隙間の汚れを勢いよく落としていくことが可能です。

また、エアーフローは歯の表面にできる細菌の塊が膜状になった、バイオフィルムを除去するのにも適しています。

バイオフィルムは虫歯や歯周病の原因になってしまうため、できるだけ除去した方がいいのです。

エアーフローのメリット

エアーフローのメリットの一つが、歯のすみずみまで汚れを落とせることです。

水流に微粒のパウダーを混ぜて吹き付けるため、歯のごくわずかな隙間までしっかりと届き、汚れを押し流すことができます。

歯周病菌が特に多いのは、酸素があまり届かないような非常に狭い隙間です。

歯周ポケットも条件に該当しているため、歯石があると一気に増えてしまいます。

その点、エアーフローは歯周ポケットの奥まで届くため、歯石を除去することが可能です。

また、効率よく汚れを落とすことができるので、口内を全体的に洗浄した場合でも30~40分ほどで施術が完了します。

周囲の歯茎や詰めもの、被せものなども傷つけることはなく、安心して治療を受けることができるでしょう。

まとめ

歯科医院のクリーニングのメニューに、エアーフローという施術があります。

微粒のパウダーを水と混ぜて激しい勢いで吹き付けていくエアーフローは、非常に細かい隙間までしっかりと届いて汚れを落とせるため、歯周ポケット内の洗浄などにも効果的です。

歯や歯茎などを傷つけることもないため、痛みもなく安心して施術を受けて、虫歯や歯周病を予防できます。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城で歯周病治療】歯肉炎の治療~スケーリング・SRP~

歯周病の初期症状である歯肉炎の原因となるのが、歯石です。

歯石を除去するために行われるのがスケーリングやSRPですが、具体的に何をするのか知らない人も多いでしょう。

スケーリングやSRPとは、どのような治療なのでしょうか?

スケーリング、SRPの治療内容について、解説します。

スケーリングとは?

歯肉炎は歯周病の初期の症状で、原因となるのは歯周病の原因菌である細菌が増える原因となるプラークや歯石です。

特に歯石は除去するのが難しく、除去するためにはスケーリングという専用の施術を受ける必要があります。

歯石は、歯の表面に付着している場合、どんなに丁寧に磨いても落とすことができません。

また、歯茎と歯の間にできた歯周ポケットという隙間に溜まった歯石は、歯磨きでは除去できないため、スケーリングを受ける必要があるのです。

スケーリングとは、スケーラーという専用の器具を用いて行う治療です。

歯周ポケットの中の歯石を除去する時は、歯茎の内側に針のような器具を差し込むことになるため、麻酔をかけたうえで行います。

歯周ポケットは、歯周病が進行するにつれて徐々に歯槽骨が溶けていき、深くなっていきます。

そのため、なるべく早い段階で治療を受けるようにしましょう。

SRPとは?

SRPとは、スケーリングとルートプレーニングという治療を合わせたものです。

ルートプレーニングは、スケーリングの治療を受けた後に行い、汚染や軟化しているエナメル質や象牙質を除去したうえで、歯根面を硬く滑らかに仕上げる治療です。

通常のスケーリングでは治らない歯周病も、SRPであれば改善されるかもしれません。

また、汚れが付きやすくなる因子がなくなり、歯肉の状態が改善されるでしょう。

ただし、治療を終えた後は痛みが出ることがあることに注意してください。

まとめ

歯肉炎になった時、治療するには原因となるプラークや歯石を除去しなければなりません。

特に、歯周ポケットの中に溜まった歯石は除去しづらいため、スケーラーという専用の器具を用いて行うスケーリングで除去する必要があるのです。

スケーリングを受けた後は、さらにルートプレーニングを行うことで、エナメル質や象牙質の汚れおよび軟化を改善できるため、SRPを受けましょう。

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【成城で歯周病治療】歯周炎の治療~切除療法~

歯周炎の治療をする際は、炎症を起こしている組織を再生させるなどの治療することが多いのですが、中には再生できない状態になっていることもあります。

再生できない組織は、切除による治療を行わなければなりません。

歯周炎の治療の一種である切除療法がどのような治療なのか解説します。

切除療法とは?

歯周病の治療で重要なのが、プラークコントロールです。

プラークや歯石などが多いと、歯周病の原因となる細菌が増える原因になってしまいます。

細菌の増殖を抑制することが、プラークコントロールを行う目的です。

歯石は歯の表面はもとより、歯と歯茎の間にできる歯周ポケットという穴の中にもできます。

歯周ポケットの中にできると、表面だけを磨いても除去できません。

歯周ポケットが浅い場合には、歯石の除去はさほど困難ではありません。

しかし、歯周ポケットが深くなってくると、歯石を残さずに除去することが難しくなってしまいます。

奥深くにある歯石を除去できないときに行うのが、切除療法です。

切除療法は歯周ポケットを浅くするために行われる治療であり、歯周外科で行われる治療です。

切除療法の内容

切除療法は、歯周炎によって溶けくぼみができた歯槽骨を削り取って、歯周ポケットを浅くする治療方法です。

歯周ポケットは浅くなりますが、歯槽骨を削った分だけ歯が長く見えてしまいます。

治療の際は、まずは深くなっている歯周ポケットの中にあるプラークや歯石などを丁寧に除去して、炎症が悪化しないようにします。

深くなった歯周ポケットは戻りません。

そのため、歯周炎が再発しないように歯槽骨を削って形を整えていきます。

外側に向いた歯茎を内側に向けて縫合して、歯周ポケットを浅くします。

歯周ポケットが浅くなることで、プラークや歯石が奥に溜まりにくくなり歯周炎が再発するリスクが減少するのです。

切除療法が主な治療方法ではありますが、他にも骨切除術や骨整形術、歯肉切除術、フラップ手術、歯肉弁根尖側移動術などの方法があり、症状に合わせて適切な方法を選択します。

まとめ

歯肉炎の原因となるプラークや歯石が歯周ポケットの奥に溜まっていて除去するのが難しい場合は、切除療法によって歯周ポケットを浅くするなど、除去しやすいようにして治療を行います。

場合によっては、歯茎を切開して奥深くの歯石などを直接除去することもあるでしょう。

プラークや歯石が残っていると歯周炎が再発しやすくなるため、残さず丁寧に除去しなければなりません。

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【成城で歯周病治療】歯周炎の治療~歯石除去・歯の着色汚れの除去~

歯周炎になった時は歯周病菌が増える原因となる歯石を除去し、悪化を防がなくてはいけません。

また、歯の着色汚れもプラークや歯周病菌が増える原因となるため、同時に除去する必要があります。

歯石や歯の着色汚れを除去する場合に受ける、PMTCという施術について解説します。

PMTCとは?

PMTCは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略です。

専門家が機械を用いて行う清掃という意味で、歯科医院では歯科衛生士という専門職の人が、専用の器具や薬剤を用いて行う施術です。

歯周炎は、歯周病の原因となる細菌が増えることで発症します。

細菌が増える原因が、歯に付着するプラークや歯石、着色汚れなどです。

きちんと除去しなければ、一度歯周炎を治療したとしてもすぐに再発するでしょう。

たとえ毎日歯を丁寧に磨いていても、落としきれない汚れは徐々に溜まっていきます。

溜まった汚れはプラークや歯石になってしまい、歯周病の発症リスクを高めるのです。

プラークや歯石にならないように、PMTCを受けましょう。

PMTCはどのくらいのペースで受けるべき?

毎日丁寧に歯を磨いていても、汚れは少しずつ溜まっていきます。

溜まった汚れがプラークや歯石になるのを防止するためにも、PMTCを頻繁に受けなければならないのではないかと考える人もいるかもしれません。

しかし、PMTCは頻繁に受ける必要はなく、汚れが溜まった頃に受けましょう。

あまり頻度が高いと、歯にかかる負担が大きくなってしまうためです。

汚れが残ったまま時間が経つと、プラークや歯石になってしまうため、ほとんどの場合は3カ月おきのペースでPMTCの施術を受けます。

もちろん、人によって口内の状態は異なるため、必要となるペースも一定ではありません。

単に、3カ月おきというのが平均的な期間というだけです。

PMTCを受けると、同時に口内のチェックも受けられるため、虫歯や歯周病を早期発見できます。

歯周病の治療以外でも、PMTCは受けた方がいいでしょう。

まとめ

歯周炎になった時、治療するには歯周病の原因となる細菌を除去しなければなりません。

プラークや歯石、着色汚れなどが細菌が増殖する原因となるため、PMTCを受けて残さず除去することが大切です。

歯石や着色汚れは急に増えるわけではなく、徐々に蓄積していきます。

毎日丁寧に歯を磨いていても、全てきれいに落としきるのは難しいため、定期的に施術を受けましょう。

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【成城で歯周病治療】歯周炎の治療~エムドゲイン法~

歯周炎になると、歯を支える歯周組織が破壊されてしまうため、歯が抜ける原因になります。

歯周組織は、一度破壊されると自然に回復することはありません。

ゆえに、治療を行って組織を再生させる必要があります。

歯周組織の治療であるエムドゲインはどのような治療か、解説します。

エムドゲインとは?

歯は、歯肉や歯槽骨、歯根膜などの組織によって支えられています。

歯を支える組織を歯周組織といいますが、歯周炎になると歯周組織は破壊されてしまい、歯を支えられなくなってしまいます。

歯周炎を治療しても、破壊された歯周組織は自然と回復しないため、治療をしなければやがて歯は抜け落ちてしまうでしょう。

歯周組織を再生させる治療の1つが、エムドゲインです。

エムドゲインは歯周組織再生療法ともいい、歯周炎によって破壊された歯槽骨や歯根膜などにエムドゲイン・ゲルという薬剤を塗布し、再生させる治療です。

エムドゲイン・ゲルは、たんぱく質の一種であるエナメルマトリックスデリバティブが主成分の薬剤です。

歯周組織再生療法がなぜ重要か

エムドゲインでは、治療する箇所の歯肉を切開して広げ、骨が欠損した部分を視認できるようにします。

歯根部分についた歯石やプラークなどの汚れを落とし、きれいにしてから治療を始めるのです。

歯根部にプラークや歯石が付着したままだと、治療をしても再び歯肉炎や歯周炎になる恐れがあります。

原因を除去して、再発を防ぐのも治療の一環です。

歯根部をきれいにしたら、再生させるカ所にエムドゲイン・ゲルを注入して再生を促します。

薬剤の注入を終えたら、歯肉を元のように戻して縫合し、エムドゲイン・ゲルを密封するのです。

エムドゲイン・ゲルが骨を再生させるまでには、半年から1年ほどかかります。

薬剤が体の一部と同化して、歯を支えるための歯周組織を再び作り上げていくのです。

治療を終えるまでは、定期的に再生の進み具合を確認していきます。

まとめ

歯周炎になると、歯を支える歯周組織が炎症を起こし、破壊されて歯の支えが無くなってしまいます。

歯周組織は、歯周炎の治療をしても再生されることはないため、再生するために専用の薬剤を使用しなくてはいけません。

エムドゲインは、エムドゲイン・ゲルを使用して歯周組織を再生させる治療です。

たんぱく質の一種が主成分となっているため、体と一体化して再生を促進できる薬剤であり、拒否反応はあまりないでしょう。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で歯周病治療】歯周炎の治療~GTR法~

歯周炎は、歯槽骨などの歯を支える組織を破壊し、歯が抜ける原因になります。

たとえ歯周炎を治療しても、破壊されてしまった歯周組織は自然再生することはありません。

失われた歯周組織を再生させるための治療として、GTR法があります。

歯周組織再生誘導法ともいわれるGTR法について、解説します。

GTR法とは?

歯がなくなる原因には虫歯や事故などもありますが、実は最も多い原因が歯周病です。

歯周病になると、最初は歯肉炎、次に歯周炎が発症して、歯を支える歯周組織に炎症を起こして破壊してしまいます。

歯周組織には、歯肉や歯根膜、歯槽骨などがあるのですが、どの組織も炎症によって破壊された後は自然に再生することはありません。

再生させるには、外部から治療する必要があります。

歯周組織を再生させるための治療方法はいくつかあり、GTR法も治療の1つです。

GTR法は歯周組織再生誘導法ともいい、名前の通り、再生を誘導することで治療していくという方法です。

具体的なGTR法の治療内容

GTR法では、具体的にどのような治療をするのでしょうか?

治療を行う際、まずは治療する箇所の歯茎を切開しなければなりません。

麻酔をかけて歯茎を切開し、露出させた歯根に付着しているプラーク、歯石を除去する必要があるためです。

除去した後は、再生するスペースを確保するため、歯周炎で骨が失われたところにメンブレンという専用の人工膜を挿入しておきます。

再生した歯肉が骨のスペースに入り込まないよう、ガードしておくのです。

再生させるところに骨の再生を促すための薬品を塗布し、再生を助けます。

また、再生するまでの間、雑菌などが入らないように消毒をして、感染防止対策も行います。

元々、GTR法では治療を終えた後、メンブレンを除去する必要があったため、2回歯茎を切開する必要がありました。

しかし、現在は吸収性のものを使用するため、治療後は除去する必要がなくなっています。

まとめ

重度の歯周炎になると、歯周組織は大きく破壊されて歯を支えられなくなってしまいます。

歯が抜けると元には戻らないため、歯が抜ける前に歯周組織を再生させて、歯をしっかりと支えなければなりません。

歯周組織を再生させる治療として、GTR法があります。

以前から行われている治療であり、安全性は保障されているため、安心して治療を受けることができるでしょう。

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【成城で歯周病治療】歯周病治療にはなぜ時間がかかるのかを解説します

虫歯の治療や歯が抜けた時など、トラブルが起こって歯科医院に行くと、「歯周病だからまずはその治療をしましょう」と言われることがあります。

しかし、予想に反してかなりの時間がかかってしまい、不安に感じる人もいるでしょう。

なぜ、歯周病の治療には時間がかかるのか、解説します。

歯周病治療は時間がかかるもの?

口腔内のトラブルの代表と言えば、虫歯と歯周病です。

この2つはどちらも、虫歯菌と歯周病菌という細菌の感染症です。

しかし、虫歯と違って痛みがあまりない歯周病は、気づくのも遅くなりがちで重症化しやすいという違いがあります。

歯周病の治療は、一気に進めていくものではありません。

時には、一度診察を受けて次は1カ月後に来て欲しいと言われることもあるでしょう。

時間がかかるのは、ブラッシング指導の効果を見るために時間を置いている可能性が高いためです。

なぜ1カ月もかかるのか、不安に思う人もいるでしょう。

不安な点があると、治療を続けるのが嫌になるかもしれません。

わからないことは、放置せずに歯科医や歯科衛生士に聞いてみましょう。

説明に納得できないようであれば、セカンドオピニオンとして別の歯科医院を受診することを検討してみてください。

別のところでもその治療が適切だという保証をもらえれば、安心できるでしょう。

歯周病の治療内容

歯周病が中度や重度になると、治療に1年以上かかることも珍しくありません。

そのため、途中で都合が悪くなり、通院を辞めて治療を中断してしまう人も少なくありません。

治療の長期化は、歯周病の完治が遅れる原因の1つともいわれています。

しかし、歯周病は自然に治ることはないため、根気強く治療を続けていかないといけないのです。

治療期間が短い歯科医院の場合は、最初に歯の状態を精密検査で調べてから治療をはじめます。

そして、先に見えている部分の歯石や歯垢を取り除くクリーニングを行います。

歯周ポケットを徹底的に洗浄し、隠れている歯周病菌などの細菌を除去します。

洗うのは、1回につき30~50分ほどかかります。

そして、同様の治療を4~6回ほど行っていくことになります。

処置が終わった後は1カ月ほど治療を休み、歯茎が落ち着くのを待ちます。

治療が終わるまでの間に、虫歯があればその処置を行い、被せものがあるときは歯垢が溜まりにくくなるように調整を行います。

もう一度精密検査を行って歯周ポケットの状態などを確認し、歯周病菌や歯石が残っていなければ治療は完了となります。

歯周病を治すには、歯科医院での処置だけではなくセルフケアも並行して行わなくてはならないので、患者の自覚が必要です。

まとめ

歯周病の治療に時間がかかるのは、きちんとした理由があります。

しかし、説明を受けていないため不安だという方は、歯科医に相談してみるか別の歯科医院でセカンドオピニオンを受けてみましょう。

かつては1年以上かかることも多かった歯周病治療ですが、今はもっと短い期間で治療できる歯科医院も増えてきています。

安心して治療を受けられるように、治療内容を詳細に確認してください。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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【成城で歯周病治療】歯周病の主な原因としては何があるのかを解説します

歯周病は、歯を失う原因の第1位であり、日本人の成人の8割が罹患するといわれている病気です。

そもそも歯周病になるのは何が原因なのでしょうか?

また、歯周病の原因はどのようにして増えていくのでしょうか?

歯周病になる原因と、原因がどのように増えていくのかについて解説します。

歯周病の原因は?

歯周病は、歯茎に炎症が起こり、歯周組織が破壊されることで歯の支えが失われて抜けてしまう病気です。

歯周病の主な原因は、何でしょうか?

歯周病の原因は、歯周病菌という細菌です。

しかし、歯周病菌という特定の細菌がいるのではなく、原因となる複数の細菌をまとめて歯周病菌と呼んでいます。

歯周病菌には、慢性的な歯周病の原因菌と、進行性歯周病の原因菌があります。

慢性的な歯周病の原因菌は、ポルフィノモナス・ジンジバリス、タンネレラ・フォーサイセンシス、トレポネーマ・デンティコーラという3つの細菌が中心となっています。

進行性歯周縁の原因となるのは、アクチノバチラス・アクチノミセテムコミタンスという細菌です。

また、妊娠しているときの歯周病は他の歯周病とは違い、プレボテラ・インターメディアが増加していることが多いという特徴があります。

歯周病菌が増える原因となるのが、歯に付いた汚れを細菌が分解することで産生される、プラークというねばねばしたものです。

歯垢とも呼ばれ、歯周病菌や虫歯の原因菌をはじめとしたさまざまな細菌のすみかになり、増殖させてしまうのです。

プラークを放置していると固まって歯石になり、歯に強くくっつくため、いくら歯を磨いても落とせなくなります。

歯石になると、除去するためには歯科医院でクリーニングを受けなければなりません。

歯周病菌はどのように増える?

歯周病菌が増えるためには、栄養が必要です。

主に栄養となるのが、歯周ポケットの中から出てくるアミノ酸です。

アミノ酸は唾液にも含まれていて、他にもショ糖や果糖、ブドウ糖などの糖分を栄養源にすることもあります。

歯周病菌の増殖方法は細胞分裂です。

口内は歯周病菌にとって繁殖しやすい湿度や温度であり、栄養もたくさんあるので、快適に増殖できるのです。

また、歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、中で栄養をとっている歯周病菌にとってはさらに繁殖しやすい環境になるのです。

しかし、唾液や歯肉の浸出液に含まれる免疫物質や細菌同士の拮抗作用により、最大では20分ごとに細胞分裂できる歯周病菌も、実際は4~5時間おきに分裂します。

まとめ

歯周病の原因となるのは、歯周病菌と呼ばれる複数の細菌です。

細菌ごとに異なる働きを持ち、協力し合って歯周病にしていくのです。

歯周病菌が増えると、歯周病の進行も早くなるため、予防の際は歯周病菌が増えやすい環境にしないよう気を付ける必要があります。

特に注意したいのが、増殖する原因となるプラークを除去することです。

歯石にならないよう、こまめにケアをしておくことをおすすめします。

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【成城で歯周病治療】歯周病とアルツハイマーのリスクについて解説します

高齢化が進む現代日本で特に問題となっているのが認知症の発症率の上昇です。

しかし、根本的な治療方法は確立していないため、一度なったら回復することはありません。

アルツハイマー型認知症は、歯周病患者の場合は発症するリスクが高まります。

どのようなリスクがあるか、解説します。

歯周病とアルツハイマーの関係は?

口の中で起こる病気の1つに、歯周病があります。

この病気は歯茎に炎症を起こし、放置していると歯が抜けてしまうため、なるべく早く治療することが望まれます。

歯周病の影響は口の中だけではありません。

実は、全身に影響があるのです。

その影響の1つが、アルツハイマー型認知症の発症リスクです。

歯周病患者は、そうではない人と比べてアルツハイマーが発症するリスクが高いと言われています。

実際に九州大学の研究では、歯周病菌を投与したマウスにアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβが通常の10倍近くに増えていました。

歯周病菌が増えると、免疫細胞が過剰に攻撃を加えるようになり免疫細胞に炎症が発生し、炎症物質が免疫細胞を刺激することでアミロイドβが生成されます。

そしてアミロイドβは脳に取り込まれていき、蓄積されることでアルツハイマーが発症するリスクが高まるのです。

アルツハイマーの予防

アルツハイマーは一度発症すると、現状では発症前の状態に戻すことができません。

そのため、発症しないよう予防しておくことが大切です。

アルツハイマーは、どのようにすれば予防できるのでしょうか?

必要なものは、まず適度な運動です。

1回30分以上の有酸素運動を週3~4回行うことで、アルツハイマーの予防になると言われています。

有酸素運動は、特に負荷が強いものである必要はありません。

軽いジョギングやウォーキングなど無理なく継続できるもので十分です。

また、筋トレも同時に行うことでより脳が活性化されます。

睡眠の質を上げることも、予防に効果があります。

喫煙や飲酒も発症リスクを高めるため、禁酒や禁煙も予防となります。

また、生活習慣が乱れると発症するリスクが高まるため、生活習慣も見直しましょう。

以上のように、適度な運動や禁酒・禁煙、生活習慣の見直しを行ったうえで、毎日きちんと歯を磨き、歯垢をできるだけ落として歯周病を予防してください。

歯周病の予防はアルツハイマーの予防にもつながります。

自力で歯垢を落とし切ることは難しいため、定期的に歯科検診を受け、歯垢を落としてもらうことが大切です。

まとめ

歯周病は口の中の病気ですが、その影響は口の中だけではなく全身に及びます。

アルツハイマーもその影響を受ける病気の1つで、一度発症すると元通りには戻りません。

そのため、歯周病は重症化する前に治療することが大切です。

歯周病を早期に発見して治療するには、定期的に予防歯科を受診するのがおすすめです。

年数回でいいので、通ってみることを考えてみてください。

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【成城で歯周病治療】歯周病が心筋梗塞のリスクにどう関係するか解説します

心筋梗塞は、日本人の死因では2番目になる心臓病の代表的な症状です。

心臓へとつながる冠動脈に血栓ができて心臓へと血液を送ることができなくなる病気で、そのままだと心臓が壊死してしまいます。

実は、心筋梗塞は歯周病になるとリスクが高まると言われています。

どのような関係があるのか、解説します。

歯周病の原因は?

歯周病は、細菌に感染することで起こる歯茎の炎症であり、放置していると歯茎や歯を支えている骨が溶けてしまいます。

その歯周病の原因となるのが、歯の汚れである歯垢です。

歯垢は、歯磨きがきちんとされていないと付着する、黄白色の粘り気があるものです。

実は、歯垢のほとんどは菌でできています。

そのまま放置しているとどんどん増殖していくのです。

歯垢の中で酸素が少なくなった時に、嫌気性菌が増えていきます。

嫌気性菌は炎症を起こす原因となる菌です。

歯周病菌とも呼ばれますが、この菌は体に侵入しようとして歯肉に攻撃します。

そのまま進行すると、歯茎から出血して炎症の症状を起こすのです。

歯周病と心筋梗塞の関係

歯周病は、心筋梗塞とどのような関係があるのでしょうか?

実は、炎症が進行すると歯周病菌によって毒性物質が生まれ、血管内に侵入して血流に流され全身に運ばれていきます。

歯周病菌は、血流にのっているうちに血管へとダメージを与えます。

その刺激によって動脈硬化を誘導する物質が出るため、歯周病が動脈硬化の原因となるのです。

刺激によって生じる物質は粥のような脂肪性沈着物で、歯垢と同じくプラークと呼ばれます。

プラークが血管内に張り付いていることで、血管は細くなってしまうのです。

血管内のプラークはやがて剥がれ、血の塊ができて血管を塞いでしまうことがあります。

特に、元々細い血管では詰まりやすいでしょう。

心筋梗塞は、三大疾病と言われる病気の1つであり、血管が詰まるため、突然発症することも珍しくありません。

心筋梗塞を避けるためにも、歯周病はなるべく早く治療するようにしてください。

まとめ

歯周病が心筋梗塞のリスクを高めるということは、近年になってわかりました。

また、心筋梗塞以外にも脳梗塞や糖尿病、誤嚥性肺炎などのリスクを高めることも知られています。

歯周病は、早期の発見と治療ができれば時間をかけずに治療が可能です。

しかし、自覚症状が出るころにはかなり進行しているため、治療に時間がかかります。

歯周病を早期に発見して治すために、予防歯科を受診しましょう。

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