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【成城の歯医者】なぜ海外は予防歯科の意識が高いの??

場所が違えば、価値観や重視する点などに違いが生じますが、それは歯科に関しても同じです。

特に、予防歯科については海外の方が高い意識を持っているのですが、それはどうしてでしょうか?

日本と海外の予防歯科に対する意識の違いについて解説します。

海外の予防歯科の考え方

海外では、日本と比べて予防歯科に対する意識が高いといわれています。

日本ではあまり浸透していないのですが、海外ではかなり浸透しているのです。

海外で予防歯科が重視されている理由の1つに、日本のような国民皆保険制度がないことが挙げられます。

国民皆保険制度が存在していない国はさほど珍しくありません。

たとえば先進国であるアメリカにも国民皆保険制度はなく、民間の保険を利用するのが一般的です。

保険の内容にはランクがあり、保障内容や受けることのできる治療内容は異なります。

たとえば虫歯治療を受ける場合には10万円以上かかることもあるため、家計にかかる負担は大きなものになるでしょう。

そのため、高額な治療費がかからないよう予防歯科を重視しているのです。

また、日本と比べて海外では歯並びに対する意識が高いという違いもあります。

不正咬合があると虫歯や歯周病になりやすいという理由も歯並びに対する意識の高さにつながっていますが、ほかに、日本よりもはるかに見た目の悪さを忌避する傾向があることも理由です。

歯並びが悪いとビジネスや恋愛などにおいてマイナスに作用してしまうため、歯並びをきちんと整える人が多いのです。

海外の保険は不十分

海外では保険の質が歯科治療の質に直結するという風潮もあり、保険診療の内容が少ないと治療費を抑えて受けられる治療が限られてしまいます。

たとえばドイツの場合、公的保険制度で受けられる歯科治療の種類が少ないため、高い水準の治療を受けたければ民間の保険に加入しなくてはいけません。

スウェーデンでは高水準の歯科治療を受けられますが、原因として冬の厳しさがあるともいわれています。

厳しい冬を乗り越えるために食べる保存食が硬く、丈夫な歯が必要となるのです。

また、イギリスにも日本のような保険制度はありますが、保険を利用して歯科治療を受けようとすると数日から数カ月待つことになります。

歯科医師が不足していることが原因で、治療を早く受けたい場合には歯科医院を何件も探すか、自費診療で治療を受けなくてはなりません。

まとめ

海外では日本と比べて予防歯科が浸透しています。

その背景には、日本と比べて自費診療になることが多く、治療費が高額になることがあります。

また、日本よりも歯並びの美しさが重視されることも理由の1つです。

そのため、矯正治療を受ける人が多いのです。

スウェーデンの様に高水準の治療が導入されているところもありますが、イギリスでは保険診療の場合数日から数カ月待つこともあるなど国によって歯科治療を取り巻く状況に違いがあります。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。

スタッフ一同、お待ちしております。

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日付:  カテゴリ:予防歯科

【成城の歯医者】セラミック治療とは??

虫歯治療で歯を削ると穴が開いてしまいます。

そのままの状態にはできないため、被せものや詰めものなどの補綴物を装着して穴を塞がなければなりません。

補綴物に保険診療である銀歯を選ぶ人が多いのですが、中にはほかの素材を希望する人もいるでしょう。

そのような場合におすすめするのがセラミック治療です。

セラミック治療がどのような治療なのか解説します。

セラミック治療とは?

虫歯の治療で歯を削ったときは、補綴物を装着して削ってできた穴を塞がなければなりません。

そのためには一般的に、銀歯と呼ばれる金属でできた補綴物を装着しますが、人によっては目立つのでいやだという人もいます。

特に、治療した箇所が前歯など見えやすい場所であれば、銀歯はやめて、目立たないものにした方がいいでしょう。

あまり目立たないようにしたいという人におすすめなのがセラミック治療で、その名のとおり、補綴物の素材をセラミックにする治療のことをいいます。

セラミックは陶材とも呼ばれ、基本的に白く透明感があるため、天然歯と区別がつきにくいほど色調が近いものです。

周囲の歯と違和感なく並ぶことができるよう、色調を細かく調整しているため、天然歯との違いはほとんどわかりません。

また、セラミック治療では基本的に金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられるでしょう。

セラミックの表面はなめらかなため、歯垢が付着せずに滑り落ちる特徴もあります。

つまり、、歯石になりにくいという点がメリットです。

虫歯の再発も予防できる

セラミック治療のメリットとして大きいのは審美性の高さですが、実は虫歯の再発を予防できるのです。

虫歯治療をした歯が再発することは珍しいことではありません。

虫歯が再発するのは、治療した歯に被せている補綴物に隙間ができて内部に歯垢や食べかすがたまり、虫歯の原因菌が侵入したケースです。

補綴物を装着する際は、歯と補綴物の間に隙間がないようにしますが、時間が経つにつれて腐食したり、変形したりすることがあります。

わずかな隙間ができると、内部に虫歯の原因となるものが入り込んでしまい、歯磨きでも除去できないため虫歯が再発してしまうのです。

セラミック治療は変形することもなく、補綴物と歯には隙間にしっかりとセメントを充填し、固定しています。

そのため、隙間もあまりできません。

セラミック治療にすると、虫歯の再発リスクがかなり少なくなるため、歯を大事にしたい人にもおすすめです。

まとめ

セラミック治療は、虫歯の治療後の見た目が気になるという人におすすめです。

セラミックは見た目が天然歯に近いため、装着していてもほとんど違和感がありません。

また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方にも向いています。

見た目だけではなく、虫歯予防にも効果的なのが大きな特徴であるため、虫歯の再発リスクを抑えたい方にもおすすめの治療です。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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日付:  カテゴリ:虫歯治療

【成城の歯医者】エアフローができない人について

鏡で歯を見たときに、汚れが目立つと感じる人もいるでしょう。

特に黄ばみなどが目立つ場合に効果が期待できるのは、エアフローなどのクリーニングです。

しかし、エアフローは誰でも受けられるとは限りません。

エアフローができないのはどのような人か、解説します。

エアフローができない人は?

エアフローの治療はほとんどの人が問題なく受けることができますが、一部の条件に該当する人は受けられない可能性があります。

たとえば、呼吸器疾患やナトリウム制限などがある人や、妊娠中、放射線治療中の人などは、治療を受けられないかもしれません。

また、エアフローには禁忌症と呼ばれる疾患もあるため、あてはまる疾患がある場合には施術を受けられない可能性が非常に高いでしょう。

禁忌症になっている疾患には、消化器官の重篤な潰瘍や心機能、腎臓、肺機能などの障害があります。

また、慢性気管支炎や喘息、呼吸器疾患、化学療法や放射線による治療中の場合も、禁忌症に当てはまるでしょう。

そのほかに口腔内に傷やタダレがある、口腔粘膜が炎症やタダレを起こしやすい、大きな虫歯があるといったケースでも施術できません。

誤って施術すると身体に大きな影響を与えてしまうため、事前のカウンセリングをしっかりと行う必要があります。

エアフロー施術後の注意点

エアフローによるクリーニングを無事に受けられたとしても、施術後はいくつかの点に注意する必要があります。

まず、施術によって歯の表面を覆うぺクリルという薄い膜は剥がれてしまうため、着色汚れなどが付きやすい状態になってしまうでしょう。

施術後は、膜が復活するまでの2~3時間程度は、特に色が濃いものなどの飲食を控えてください。

また、ペリクルがない状態の歯は酸性が高い炭酸飲料などの飲み物に弱く、歯が溶けるリスクも高くなるため、注意が必要です。

エアフローの施術を受けているときに、パウダー粒子が歯肉や舌に当たってしまうことがあります。

これを不快に感じる人もいるかもしれません。

また、知覚過敏の場合は歯に直接ダメージを与えてしまうケースがあるため、施術中に激しい痛みがあるかもしれません。

エアフローによって歯の表面に付着している歯垢を落とすことはできますが、歯に付着している着色汚れや黄ばみなどを落とすことはできないでしょう。

歯の表面をクリーニングするのには向いているのですが、歯を白くするという目的であれば役には立ちません。

まとめ

歯のクリーニングの一種であるエアフローには、施術を受けられない禁忌症があります。

禁忌症に該当するのが、内臓の障害や疾患、放射線などの治療中などです。

あてはまる疾患や不安な疾患がある場に合は、事前に歯科医と相談しましょう。

エアフローの施術を終えた後もいくつかの点に注意しなくてはならないため、事前に確認しておくことをおすすめします。

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日付:  カテゴリ:審美歯科

【成城の歯医者】知覚過敏症について

歯に起こるトラブルで多いのが虫歯や歯周病です。

他に知覚過敏症というトラブルが起こることもあります。

知覚過敏症は、アイスなどの冷たいものやスープのように熱いものなどがしみる症状が特徴です。

中には、虫歯になったと誤解して診察を受ける人もいるでしょう。

今回は、知覚過敏症について解説します。

知覚過敏症の原因は?

知覚過敏症とは歯が染みやすくなる病気です。

なぜ知覚過敏症が起こるのでしょうか?

知覚過敏症の痛みは、歯の内側にある象牙質の象牙細管という管の内部にある液体が動くことで生じます。

歯の構造は、外側にエナメル質の層があり、象牙質が覆われた状態です。

象牙質の中には細い管が通っています。

この細い管の中に液体が満ちていますが、エナメル質が溶けて象牙質が見えたときに液体が動き、反対側にある神経を刺激することで、歯にしみたような痛みが生じるのです。

象牙質は、歯茎が下がる歯肉退縮が起こった場合にも露出してしまうことがあります。

歯茎の中にある歯根部分にはエナメル質が薄い部分があるため、歯茎が下がると露出しやすいのです。

たとえば、歯ぎしりをしたり噛み合わせが悪く一部にだけ負担がかかったりする場合は、エナメル質がすり減りやすいため象牙質が見えることがあります。

知覚過敏症になった場合の対処方法

知覚過敏症は虫歯とは異なりますが、治療をする場合には、基本的に歯科医院を受診することになります。

治療のため、まずは歯ブラシやブラッシング方法をチェックし、磨き方が悪ければブラッシング指導を受けることになるでしょう。

知覚過敏症の薬を歯に塗布することで対処することもありますが、一度塗っただけではほとんど効果がないため、何度か繰り返し塗らなければなりません。

何らかの理由で歯が削れて象牙質が露出している場合には、詰め物や被せ物で覆うことで対処することもあるでしょう。

また、歯ぎしりが原因で歯が削れている場合は、歯にかかる負担を軽減するためにマウスピースを作製して装着することもあります。

さらに、歯周病を治療する際、歯石を除去したときに象牙質が露出してしまったことから知覚過敏症になるケースもありますが、これは一時的なものです。

次第に症状が治まっていくため、歯周病の治療を優先することをおすすめします。

まとめ

知覚過敏症は、虫歯ではないのに歯が染みる病気であり、歯の内側にある象牙質がむき出しになってしまうことが原因です。

象牙質の中には象牙細管という管があり、内部は液体が満たされていますが、刺激によって揺れ、反対側にある神経に刺激が伝わることでしみてしまいます。

歯がしみる原因として、歯ぎしりなどでエナメル質がすり減ることや歯石の除去などがあります。

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日付:  カテゴリ:予防歯科

【成城の歯医者】抜歯後の注意点

虫歯の治療をする際は、虫歯になっている部分を削り、歯自体は残すようにします。

しかし、虫歯の進行状態によっては歯を抜くこともあるでしょう。

歯を抜いた後はいくつかの点に注意しなくてはなりませんが、具体的には何に注意する必要があるのでしょうか?

抜歯後の注意点について解説します。

歯を抜いた直後に注意すること

虫歯の治療などで歯を抜いたら、しばらくの間はいくつかの点に注意しなくてはなりません。

具体的にはどのような注意が必要でしょうか?

まず挙げられるのが、丸めたガーゼを抜歯したところに当てられて噛んでいるように言われたら、必ずしっかりと噛むことです。

大抵の場合、出血は30分前後で止まります。

しっかりと噛んでいなければ血が止まりにくくなるため、注意が必要です。

出血が止まってもしばらくは唾液に血が混じるため気になるかもしれません。

しかし、うがいやつばを吐くなどの行為はむしろ出血の原因となるため、避けてください。

中にはなかなか出血が止まらないという人もいるかもしれません。

もしも数時間止まらないようなら歯科医院に連絡してください。

麻酔をかけて歯を抜くため、2~3時間の間は麻酔が効いているでしょう。

抜歯したところの感覚が鈍っていることから、食事をすると舌を嚙んだり口内を火傷したりすることもあります。

そのため、麻酔が切れてから食事をしましょう。

また、歯茎に大きな穴が開いている状態であるため、強い刺激を与えるのは避けてください。

なぜなら、穴がふさがらなくなってしまうことがあるからです。

穴がふさがらなくなった状態をドライソケットといい、激しい痛みが生じて傷が治りにくくなってしまいます。

歯を抜いてから数日間は注意が必要

抜歯をしたら、当日はもとよりしばらくの間は注意し続けなくてはいけません。

一週間ほどは飲酒や過度の運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことを避ける必要があります。

特に、アルコールには血管拡張作用があり血が止まりにくくなってしまうため、絶対に飲まないでください。

また、辛い食べ物や固い食べ物などは傷口を刺激する可能性があるため、数日は避けましょう。

喫煙は、たばこに含まれているニコチンの血管収縮作用によって傷口に血液が供給されにくくなってしまいます。

血流が滞るため、免疫細胞の動きが低下し、唾液による殺菌や抗菌効果が弱まってしまうのです。

まとめ

虫歯の治療などで抜歯をしたときは、しばらくの間はさまざまな点に注意する必要があるでしょう。

歯を抜いた直後は、しばらくは強くガーゼを噛むようにして、食事は麻酔が切れてからにしてください。

当日は刺激が強い食べ物や飲み物を避ける必要があります。

抜歯後しばらくの間は血行が良くなるような飲酒や過度の運動、長時間の入浴などは避けましょう。

また、喫煙は逆に血流を妨げるため、避けなくてはなりません。

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日付:  カテゴリ:虫歯治療

【成城の歯医者】智歯周囲炎について

親知らずは必ず生えるものではありませんが、生えてきた場合にはさまざまなトラブルの原因になることがあります。

数あるトラブルの中でも、特に智歯周囲炎には注意が必要です。

今回は、智歯周囲炎がどのようなものなのか解説します。

智歯周囲炎とは?

智歯とは親知らずの別名です。

そのため、親知らずの周りで炎症が起こることを智歯周囲炎といいます。

親知らずは最奥に生えます。

磨きにくい場所に生えるため、歯磨きをしても周囲には汚れが残りやすいでしょう。

周囲に溜まった汚れに細菌が群がって増えると、毒素を産生して歯肉に炎症を起こしてしまいます。

智歯周囲炎になると歯周病の初期症状である歯周炎と同じく歯肉が腫れ、触った時に痛みが生じるでしょう。

悪化すると歯肉の中に膿が溜まり、口臭が悪化する原因になってしまうケースもあります。

さらに悪化すると頬部蜂窩織炎になってしまうこともあるため、注意しなければなりません。

なった場合には、首が膨張して呼吸困難などの症状が出る可能性があります。

智歯周囲炎になってしまった場合は?

智歯周囲炎になった場合は、治療のためにまず智歯の周囲を洗浄して抗菌薬などを服用し、細菌の働きを抑制する必要があります。

治療して症状が改善した場合も油断大敵です。

口内のケアをしっかりとできなければ原因となる汚れがまた溜まり、再発してしまうでしょう。

親知らずを抜歯すれば原因は解消されますが、智歯周囲炎になると抜くのが難しくなるケースもあります。

症状が強いと麻酔の効果をあまり得られないばかりか、炎症が悪化するケースもあるため、先に炎症を抑えて症状が改善されてから抜かなくてはなりません。

親知らずを抜歯することで智歯周囲炎を予防できますが、しっかりと周囲を磨くようにすることも予防につながります。

まっすぐ生えていない親知らずの周囲も、工夫して磨くことで汚れを残さないようにできるのです。

また、疲れているときやストレスが溜まっているときには免疫力が低下し、智歯周囲炎になるリスクも高まります。

食事の栄養バランスを整え、生活習慣を見直して睡眠時間を十分に確保することで、免疫力も高まるでしょう。

まとめ

智歯周囲炎とは、親知らずの周りに汚れが溜まることで細菌が集まり、毒素を産生して歯肉に炎症を起こす病気です。

歯周病の初期症状とよく似た症状で、悪化すると腫れが大きくなります。

触った時に痛むようになり、膿が出てくることもあるでしょう。

予防には、親知らずを抜くのが有効ですが、ブラッシングを工夫して汚れを残さないようにすることも大切です。

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日付:  カテゴリ:口腔外科

【成城の歯医者】MI治療ができないケース

虫歯になった歯を治療する際は、感染している部分を削るのが従来の治療方法です。

しかし、近年では歯を削らず治療するケースも増えています。

歯を削らず治療する方法の一つにMI治療が挙げられますが、できないケースもあるため、注意が必要です。

MI治療ができないのはどのようなケースなのか解説します。

MI治療ができないケースは?

虫歯を治療する際、従来の方法では虫歯の原因となる細菌に感染している部分を削り、除去することで感染が広がらないようにします。

歯は削るともろくなり、短命化します。

一度削ったところが再生することはないため、削る量を最小限にとどめるのが望ましいとされているのです。

国際歯科連盟FDIでは、新たな概念としてMinimal Intervention(最小限の侵襲)を提唱しています。

歯を削る量を最小限にし、抜歯をできるだけ避け、可能な限り歯を守る治療のことで、MI治療と呼ばれます。

従来の治療では、虫歯の状況に合わせて虫歯菌に感染したエナメル質や象牙質を削り、状況によっては神経を除去したり、抜歯したりすることもあるでしょう。

新たな治療方法であるMI治療の場合、従来の治療方法と比べて削る量を極限まで減らすことが可能です。

ただし、どのようなケースでもMI治療が可能であるかといえば、そうではありません。

出来ないケースとして、たとえば、奥歯にできた虫歯が深く進行し、根管治療が必要な状態が挙げられます。

なお、MI治療でも削ったところに詰め物を入れますが、削った範囲によっては保険適用のプラスチック素材では対応できないこともあります。

その場合に白い詰め物を希望するのであれば、保険適用外の素材が必要になることもあるでしょう。

MI治療の治療方法

MI治療を行う場合の治療方法は歯科医院によって異なりますが、共通点もあります。

それは、拡大鏡やマイクロスコープを用いて感染している部分を細かく確認し、余分に削らないようにするという点です。

歯の削り方は従来の方法のみならず、ストリークレーザーなどを用いる方法や塗り薬を用いる方法などもあります。

歯科医院を選ぶ際は治療内容を確認し、自分に合った方法で治療を受けられる歯科医院を選びましょう。

まとめ

虫歯治療には、MI治療という歯を極限まで削らないようにする方法があります。

しかし、どんなケースでも可能というわけではなく、奥歯にできた虫歯が進行して根管治療が必要になっている場合にはMI治療を受けることができません。

また、治療の際、保険が適用されない詰め物が必要になることもあるでしょう。

MI治療の方法は歯科医院によって異なるため、治療を受ける前にどのような治療を行っているのか確認することが大切です。

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日付:  カテゴリ:虫歯治療

【成城の歯医者】親知らずを抜くタイミングはいつ??

親知らずは人によって生えたり生えなかったりしますが、生えてきた場合に必ず抜歯しなければならないというわけではありません。

邪魔にならなければ放置しても構いませんが、抜く場合はどのようなタイミングがベストなのでしょうか?

親知らずを抜くタイミングについて解説します。

親知らずが生えているデメリットは?

親知らずは第二大臼歯の奥に生える歯で、本来であれば上下に合計4本生えます。

しかし、まったく生えてこなかったり、一部しか生えてこないというケースも珍しくありません。

また、親知らずの生え方は一定ではなく、まっすぐ生えるよりも横向きや斜めに生えたり、他の歯を押すように生えたりすることが多いのです。

一番奥に生える歯ですが、ほかの歯のように決まったスペースがなく歯ブラシが届きにくい生え方をしていることもあります。

磨きにくいため、虫歯になったり周囲で炎症が起こる智歯周囲炎になったりすることも多いのです。

虫歯になった場合、他の歯のように削って治療することは困難です。

しかし、放置していると他の歯にも虫歯が感染してしまいます。

親知らずを抜くタイミングは?

親知らずが生えるとトラブルが起こることが多いのですが、特段の問題がない場合には、必ずしも抜く必要はありません。

しかし、何かしらの問題がある場合には、どのようなタイミングで抜くのでしょうか?

まず挙げられるのが、虫歯など他の歯に悪影響を与えることが判明したときです。

親知らずがまっすぐ生えてこないケースは珍しくありません、

ほかの歯の邪魔になってしまったり、歯茎の中に大半が隠れていたりすることもあります。

その場合は汚れを落とすのが難しく、虫歯になっていることがよくあります。

また、ほかの歯を押して生えてきていることもあり、放っておくと歯並びに悪影響を与えるだけでなく、虫歯を引き起こすかもしれません。

虫歯になっている、あるいは今後虫歯になったり歯並びに悪影響を与えたりすることが分かっている場合には、できるだけ早く抜いたほうがよいでしょう。

親知らずが生えてきて、頬や歯肉に傷をつけるようになったときも、抜歯をするタイミングといえます。

なぜなら、放置していると口内炎の原因になるからです。

なお、親知らずは形状によっては他の歯の代わりとして自家歯牙移植を行うことができることがあります。

めったにないケースですが、万が一の時に歯を失わずに済むため、虫歯や歯並びなどの問題を引き起こさない場合には残しておいてもいいでしょう。

まとめ

親知らずが生えてきた場合、さまざまなトラブルの原因になることが多いのですが、必ずしも抜歯しなくてはならないわけではありません。

虫歯になったり他の歯の邪魔になったりした場合や、頬や歯肉を傷つける場合などに抜歯する必要があります。

なお、特段の問題がない場合に残しておくと、ほかの歯が失われたときに、自家歯牙移植で代わりの歯にできるケースもあります。

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日付:  カテゴリ:親知らず

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【成城の歯医者で予防歯科】歯周病は人にうつるの??

歯周病は、日本人のほとんどが一度はなる病気ですが、歯磨きを丁寧にして口内を清潔に保てば防げると思っている人もいるでしょう。

しかし、歯周病は歯周病の原因菌である細菌に感染することで発症する病気であるため、他の人から感染してしまうこともあるのです。

歯周病が人にうつるメカニズムについて解説します。

歯周病の感染経路は?

歯周病の原因菌は生まれつき口の中にある細菌だと思っている人もいるでしょう。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの口内には存在していません。

どのタイミングで口の中に存在するようになるのかというと、歯周病の原因菌が口内にいる人から感染したときです。

歯周病の原因菌は何種類かの細菌であるため、細菌感染症の一種として他の人に感染してしまうことがあります。

主に唾液を介して感染するため、食器を共用したり回し飲みをしたりすると感染します。

キスなどをしたときに感染することもあるため、注意が必要です。

また、大人が自分で使っていた箸やスプーンで食べ物をあげることで、赤ちゃんに感染するケースがよく見られます。

さらに、お互いにしゃべりながら顔を近づけているときにも、飛沫感染が起こる可能性があるでしょう。

歯周病に感染したら必ず発症する?

歯周病の原因菌が唾液などを介して人に感染することはありますが、感染した場合に必ず発症するわけではありません。

歯周病の原因となる細菌はほとんどの人の口内に存在しているものの、発症しているのは一部の人だけです。

なぜなら、細菌が一定以上の数に増えない限りは特に害を及ぼさないからです。

したがって、細菌が増えないように気を付けていれば発症を防ぐことができます。

歯周病の発症を防ぐ方法として、プラークコントロールをしっかりと行い、細菌が増える原因となる歯垢や歯石を作らないようにすることが肝要です。

落としきれない汚れは歯科医院でクリーニングを受けて落とし、生活習慣を整えて健康的な生活を送れば発症を防ぐことができます。

まとめ

歯周病の原因となるのは細菌ですが、原因となる細菌は生まれつき口の中に存在しているわけではありません。

生まれたばかりの赤ちゃんの口内には存在しませんが、周囲の大人から唾液を介して感染するのです。

ただし、細菌に感染しても必ず発症するとは限らないため、プラークコントロールをしっかりと行い、歯科医院でクリーニングを受けて汚れを落とすことで、発症を予防できます。

成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。

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スタッフ一同、お待ちしております。

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