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【成城の歯医者】治療費の医療費控除と高額療養費制度の違い

歯科治療には保険が適用されない自由診療があります。
自由診療の中にはかなり高額な治療もあるため、少しでも軽減したいと思う人は多いでしょう。
治療費の負担を軽減する方法として、医療費控除と高額療養費制度がありますが、いったい何が違うのでしょうか?
両者の違いとは何か解説します。

医療費控除とは?

医療費控除とは、確定申告のときに申告することで税金を控除してもらう制度のことです。
1年間の医療費の合計が一定金額を超えた場合に申告すれば、所得税などの納税額が軽減されます。

医療費控除の対象となるのは、基本的に支払った医療費が10万円を超えた場合です。
なお、一部の人は総所得の5%を超えた場合が該当します。
医療費控除の対象となる治療には、保険が適用されない自由診療の医療費も含まれますが、高額療養費の支給を受けた分は除かれます。

高額療養費以外の給付を受けている場合も、医療費控除からは除外される可能性があるため、注意が必要です。

高額療養費制度とは?

高額療養費制度とは、1カ月間の医療費が自己負担限度額を超えている場合に、加入している医療保険に対して申請することで、超過分の医療費が支給される制度のことを指します。
医療費控除と違うのは、保険適用の治療にかかった医療費だけが対象になることです。
そのため、例えばインプラント治療のような自由診療の治療は対象になりません。
また、入院中の食事療養費の自己負担額や差額のベッド代など自費で支払う部分も対象にはならないため、注意が必要です。

なお、病院に対して事前に限度額適用認定証を提示しておくと、保険適用の医療費は自己負担限度額までの支払いとなります。

ちなみに、自己負担限度額は被保険者の年齢、収入、直近1年間の高額療養費の支給回数などで異なります。
医療費控除と高額療養費制度は対象となる治療が異なるため、1つの治療に対して両方を申請することはできませんが、別の治療に対して申請することは可能です。

まとめ

医療費控除と高額療養費制度は、どちらも治療費の負担を軽減できる制度です。
ただし、対象となる治療や軽減の方法などは異なります。
医療費控除は、治療を問わず、一定以上の治療費を支払った場合に受けることができ、所得税など税金の負担を軽減できる制度です。
高額療養費制度は、一定額を超える保険適用の医療費に関して支給してもらえる制度で、認定証を事前に提示すれば一定額以上は支払う必要がありません。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城の歯医者】虫歯になりにくい習慣を教えます!

「虫歯になりやすい習慣」といえば、食事の後に歯を磨かない、甘いものをよく食べる、歯を磨かないまま眠るなど、色々と思い浮かぶでしょう。
反対に、虫歯になりにくい習慣といえば、どのようなものがあるのかご存じでしょうか?
どのような習慣があると虫歯になりにくいのか、解説します。

虫歯になりにくい歯磨き習慣

虫歯になりにくくなる習慣といえば、毎日のオーラルケアです。
これをしっかりと行うことが最も重要といえます。
特に歯磨きは食後すぐに行うことが重要であるため、食べたらすぐに歯を磨くことを習慣づけて歯の汚れをしっかり除去してください。

歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や歯と歯茎の境目の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシでしっかり取り除いてきれいにする必要もあります。
歯科医院ではブラッシング指導も行っているので、自分に合った歯磨き方法や効果的な清掃補助具の使い方を指導してもらいましょう。

虫歯になりにくい生活習慣

生活習慣を見直して虫歯になるのを防ぐには、食生活が重要です。
まずは、だらだらと食べ続けてしまうのを避けましょう。
酸や糖分を含む食品や飲料を摂取すると口内は酸性になります。
そのため、これらの食べ物や飲み物を口にする回数を減らして口内が酸性になる時間を短くします。
また、酸や糖分を含む食品・飲料の摂取自体を控えることも大切です。
なお、糖分のあるお菓子は、食事の後にデザートとしてまとめて食べるまとめ食いをすることで虫歯になりにくくなります。

食事中や食後は、こまめに水分補給をすることで口内環境を中性に戻すことができ、再石灰化を促すことも可能です。
また、セルフケアだけではどうしても汚れを落としきれないため、定期的に歯科医院を受診し、プロのクリーニングやチェックを受けましょう。

食べ物をしっかり噛むことも大切です。
しっかり噛むことで唾液の分泌が促進され、唾液の洗浄作用や殺菌作用によって口内を清潔に保てます。

口呼吸ではなく、鼻呼吸にすることも虫歯になりにくい習慣づくりには欠かせません。
口呼吸をしていると口内が乾燥しやすくなるため虫歯になるリスクも高まりますが、鼻呼吸に切り替えると、乾燥を防いで唾液の働きを助けるため、虫歯予防になります。

まとめ

虫歯になるのを防ぐには虫歯になりにくい習慣を身に着ける必要があります。
まずは、歯磨き習慣として、食後すぐに歯を磨く習慣を身に着けた方が良いでしょう。
また、歯の間の汚れなどは歯ブラシだけでは落としきるのが難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシなども活用してください。
食事はだらだら食べず、甘いものは食後のデザートにするまとめ食いするなど生活習慣についても見直しましょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。

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日付:  カテゴリ:虫歯治療

【成城の歯医者】乳歯が早く抜けてしまった時の対処法

乳歯は、いずれ自然と抜けて永久歯に生え変わります。
人によっては、永久歯ができる前に抜けてしまうこともあるでしょう。
乳歯が早く抜けてしまった場合、放置していると後々困ることになるかもしれないため、注意が必要です。
乳歯が早く抜けてしまったときの対処法を解説します。

早く乳歯が抜けた場合の対処法

乳歯は成長に伴い自然と抜けて、永久歯が代わりに生えてきます。
ただ、場合によっては明らかに早いタイミングで乳歯が抜けてしまうこともあるでしょう。
乳歯が早く抜けた場合には、そのままにせず、歯科医院に行ってください。
なぜなら、保隙装置という専用の装置を装着してもらう必要があるからです。

保隙装置は名前の通り、抜けた歯のスペースを保つための装置です。
隣の歯がスペースを塞ぐのを防ぎ、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保します。
乳歯が抜けてから半年以上永久歯が生えてこない場合に検討するケースが多く、使用の必要性については小児歯科や矯正歯科で相談可能です。
バンドループ、クラウンループ、リンガルアーチなど、お子さんの状況に合わせたさまざまな種類があります。

具体的な治療の流れとしては、歯が抜けたところに保隙装置を装着し、永久歯が生えてくるまでスペースを保持します。

保隙装置の必要性

保隙装置が必要なのはなぜでしょうか?
その理由として、きれいな歯並びを維持することが挙げられます。
乳歯が本来のタイミングよりもかなり早い段階で抜けてしまうと、隣の歯がそのスペースに倒れ込んできます。
その結果、将来の歯並びに悪影響を及ぼす可能性があるのです。
十分なスペースがなくなると永久歯が正しい位置に生えられず、埋まってしまったり歯並びが乱れたりすることがあります。

乳歯が抜けてから半年以上経っても永久歯が生える気配がない場合、または虫歯や怪我で乳歯を早く失った場合には、なるべく早く歯科医院を受診し、相談しましょう。

かかりつけの歯科医院がない場合には、小児歯科や矯正歯科専門の医院に相談することをおすすめします。

まとめ

乳歯が通常よりも早く抜けた場合には、永久歯が生えてくるまで乳歯があったスペースをキープするため、保隙装置を装着することになるでしょう。
放置していると空いたスペースに隣の歯が倒れこんでしまい、塞がってしまいます。
その結果、永久歯が生えてこなくなってしまうことがあるのです。
乳歯が抜けてから半年以上経過しても永久歯が生えてこないようであれば、なるべく、小児歯科などの歯科医院を受診して相談した方がよいでしょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。

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日付:  カテゴリ:小児歯科

【成城の歯医者】メタルフリーのメリット

歯科治療において金属を使用する治療は多くありますが、近年、金属を使用しないメタルフリー治療が増えつつあるのをご存じでしょうか?
金属を使用しないことで治療の幅は狭まります。
ただし、メタルフリー治療には多くのメリットがあるのです。
メタルフリーの具体的なメリットについて、解説します。

メタルフリーのメリットとは?

歯科治療において、金属を一切使用しない治療のことをメタルフリー治療といいます。
メタルフリー治療にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

メタルフリーにするメリットとして、まず金属アレルギーの回避と予防が挙げられます。
金属アレルギーの心配がないためすでに症状がある方も安心して治療を受けることが可能です。
金属アレルギーになるリスクが気になる方や、将来的な発症を予防したい方にも適しています。

審美性が向上するのもメリットです。
たとえば、セラミックやジルコニアなどの素材は天然歯に近い透明感と色調を再現でき、自然な見た目を実現できます。

金属製の土台よりも適度な柔軟性を持つ素材もあり、噛む圧力によって歯の根にかかる負担を軽減できるのもメリットです。

また、セラミックの場合には歯垢が付着しにくく汚れがつきにくいという特徴があり、口を開けても詰め物が目立たず審美的なストレスが軽減されます。

さらには、金属が原因で発生するといわれる肩こりや頭痛なども、メタルフリーにすることで改善されたという報告例もあります。

長く使い続けるうえでのメリット

金属を使用していると、金属が溶け出して歯ぐきを黒く変色させるメタルタトゥーが起こる可能性もありますが、メタルフリーなら起こることはありません。
メタルフリーの素材は歯との適合性が高く歯と材料の間に隙間ができにくいため、虫歯が再発しにくいという点もメリットです。

金属を使用せずセラミックやジルコニアなどで治療するメタルフリーは、金属を用いる治療の悩みの多くを解消できます。

まとめ

歯科治療において金属を使用しない治療のことをメタルフリー治療といい、審美性に優れた素材を使用して治療するため見た目は天然歯にかなり近いものとなります。
金属アレルギーであっても治療が可能で、将来的な金属アレルギーの発症リスクを抑えることができるというのも大きなメリットです。
長く使い続けていてもメタルタトゥーができたり歯との間に隙間ができて虫歯の原因になったりすることもないなどのメリットもあります。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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日付:  カテゴリ:虫歯治療

【成城の歯医者】パタカラって知っていますか??

高齢者になると口腔機能が弱まる「オーラルフレイル」によってうまく飲み込めず誤嚥になることが多くなります。
それに伴い、誤嚥性肺炎のリスクも高くなってしまうでしょう。
誤嚥を防ぐための代表的な訓練の1つに「パタカラ」というものがあるのをご存じでしょうか?
パタカラとは何か、解説します。

パタカラとは?

パタカラとは、「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を連続で発音する口の体操で、口周りの筋肉や舌の機能を鍛えることを目的としています。
それだけでなく、嚥下機能の向上や誤嚥予防、唾液分泌の促進、発音の改善などにも効果があるのです。

医療や介護の現場で広く取り入れられており、子供から高齢者まで実践可能で、全身の健康維持にもつながるのがメリットです。

パタカラ体操は、口を大きく開けて「パ」「タ」「カ」「ラ」の文字を大きな声で、一音ずつはっきりと発音します。

「パ」は唇の筋肉を鍛えて食べこぼしを防ぐ効果があり、「タ」には舌の筋肉を鍛えて食べ物を押しつぶす力を向上させる効果があります。
「カ」は喉の奥の筋肉を鍛えて誤嚥やむせを防ぎ、飲み込みをスムーズにする働きがあり、「ラ」は舌の筋肉を鍛え、食べ物を口の中でまとめる能力を高めるのです。

食事の際に使う筋肉を鍛えるため、パタカラ体操を行うのは食前の1日3回程度が理想です。

また、「Patakara」(パタカラ)という医療器具から考えられた顔の表情筋を鍛えるマウスピースもあります。
元々はリハビリを必要とする方向けに歯科医院で開発されたものですが、現在は市販もされており、体操とともに使用されることもあるようです。

美容目的でも使用されており、Patakaraで表情筋を鍛えることで唾液が出やすくなり、食べ物を飲み込みやすくなるという効果が期待できるのです。

また、口が開けやすくなり咀嚼もしやすくなります。
ただし、正しく使用しないと効果はありません。

使用方法としては、唇と歯の間に器具を装着します。
歯茎にあたって痛みがある場合には、器具前方についているロープを引っ張りながら口を閉じるといいでしょう。
口を「うー」と突き出しながらしっかりとくわえ、下あごに梅干しのようなしわができるまで唇に力を入れるのがポイントです。
1回3分、1日4回の使用が目安となります。

パタカラの副次効果

パタカラ体操を行うことで、嚥下機能以外にもさまざまな効果があります。
例えば鼻呼吸や脳血流の増加を促す効果もあるのです。
顔の筋肉を鍛えることで引き締まった顔や小顔効果も期待でき、舌の筋力低下を防ぐことで、舌根沈下によるいびきの改善にもつながります。

ただし、効果を実感するには継続して行わなければなりません。
入浴時などに毎日の習慣として取り入れると続けやすいででしょう。

パタカラ体操は、口腔ケアの一環として多くの医療・介護施設で実施されている信頼性の高い体操です。
ぜひ一度試してみてください。

まとめ

パタカラ体操は、「パ」「タ」「カ」「ラ」と発生することで口腔機能を高め、嚥下などをスムーズに行えるようにして誤嚥を防ぐことができます。
医療や介護の現場でも導入されている信頼性の高い体操で、食前やお風呂に入っている間など、毎日習慣づけて続けていくことで効果を発揮します。
表情筋トレーニングのための「Patakara」というマウスピースもあり、併用することでより効果が発揮されるでしょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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日付:  カテゴリ:予防歯科

【成城の歯医者】歯医者さんの定期検診は保険適用??

虫歯や歯周病を予防するためには、歯科医院で定期検診を受けるのがおすすめです。
その際に気になるのが、費用です。
歯の健康を維持するためにも、これから受けようと考えている場合、定期検診の費用が保険適用となるのかが気になる人もいるかもしれません。
歯医者さんの定期検診には保険が適用されるのか、解説します。

定期検診は保険適用?

結論から述べると、歯医者の定期検診は原則的に保険が適用されることとなっています。
保険が適用される場合、自己負担は3割で、1回の検診費用は2,500円~3,000円程度が目安です。
ただし、レントゲン撮影が必要な場合や、PMTCなどのより専門的な予防処置を行う場合には、別途費用がかかることがあります。

また、特段の問題がないためチェックだけ受ける場合の検診は保険適用外となり、自費診療となるケースが多いでしょう。

保険適用される主なケースは、虫歯や歯周病のチェック、歯周ポケットの測定、簡単な歯石除去などを行うケースです。
費用は3割負担の場合で1回あたり2,500円~3,000円程度が目安ですが、レントゲン撮影が必要になる場合には1,000円~1,500円程度が追加でかかるでしょう。

保険が適用されないケース

定期検診で保険が適用されないケースとしてまず挙げられるのが、歯のホワイトニングなど審美目的の施術で、これらは保険適用外となります。
また、特に問題がなくチェックしてもらうことだけを希望する場合にも、歯科医院の方針によっては保険適用外となることもあるでしょう。

費用が変動する理由として考えられるのが、検査内容の違いです。
検査や処置の内容によって保険適用の範囲が異なり、費用が変わることがあります。
定期検診の中で保険診療と自費診療が混在していて、内容によって費用に差が出ます。
費用を抑えるためには早めの受診が大切です。

早めに受診すると、虫歯や歯周病の早期発見、早期治療につながるため、結果的に治療費を抑えることができます。

40歳、50歳、60歳、70歳といった年齢の方は、各自治体が実施する歯周病検診など無料または安価な検診を利用できる場合があります。

まとめ

歯医者さんで定期検診を受ける場合、基本的には保険が適用されて3割負担となることが多いため、自己負担額は3,000円前後です。
しかし、ホワイトニングなどの審美目的での受診や、特段の問題がなくチェックだけを希望する場合には保険が適用されないこともあります。
早めに受診すると虫歯や歯周病の早期発見、早期治療につながるため、結果として治療費を抑えることが可能です。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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【成城の歯医者】歯の根元のむし歯について

むし歯といえば歯の中でも噛む部分の中央にできるというイメージがあります。
しかし、できる場所は限定されているわけではなく、歯のどこにでもできることはあるのです。
特に注意したいのが歯の根元にできるむし歯です。
通常は歯茎の中に隠れている部分がむし歯になることがあるため、注意しなければなりません。
今回は、歯の根元にできるむし歯について解説します。

歯の根元にできるむし歯とは?

歯の根元にむし歯ができることを「根面う蝕」といい、歯周病や加齢により歯茎が下がることで見えるようになった歯根部分がむし歯になってしまうことを指します。
歯の根元はエナメル質ではなくセメント質という柔らかい組織で覆われているため、むし歯になりやすく、通常よりも進行が早いのが特徴です。

進行すると歯を失う原因になるため、自己判断せず歯科医院を受診し、適切な治療を受けなければなりません。

根面う蝕の原因としてまず挙げられるのが、歯茎の退縮です。
歯周病や加齢により歯茎が下がることで、歯根部分が露出してむし歯になってしまいます。
歯の根元は歯冠を覆うエナメル質よりも柔らかいセメント質で覆われているため、むし歯になりやすいのです。

そもそもの原因は口内のむし歯の原因菌といわれる細菌で、糖分を取り込んで酸を産生して歯を溶かすことでむし歯になります。
高齢化や薬の副作用などで唾液の分泌が減ると、酸を中和するのに時間がかかり、むし歯になりやすくなるでしょう。

歯の根元は歯ブラシが届きにくく、歯垢が溜まりやすいため、特にむし歯のリスクが高くなってしまいます。

歯の根元のむし歯の特徴と対策

歯の根元にできるむし歯は歯冠部分のむし歯とは異なる特徴があります。
まず挙げられるのが、進行のスピードです。
進行が早いため気づかないうちに重症化してしまうことが多いのです。

初期段階では痛みを感じにくく自覚症状が少ないため、進行してから気付くことも少なくありません。
進行すると歯の根元から折れたり、神経の治療や抜歯が必要になったりするなど、歯を失う原因になる可能性があるでしょう。

有効な予防策は日々の丁寧な歯磨きです。
歯茎に負担をかけすぎないよう歯ブラシを細かく動かし、歯の根元まで丁寧に磨いてください。
仕上げにフッ素配合の歯磨き剤やジェルを使い、フッ素を歯に残すようにすると予防として効果的です。

さらに、歯科医院で定期的にチェックしてもらい、高濃度のフッ素を塗布してもらうなど、定期的なケアを受けるようにしましょう。

歯ぎしりや食いしばりによって歯茎が下がっている場合には、就寝時にマウスピースを使用するなどの対策が必要です。

もし歯の根元にむし歯が疑われる場合は自己判断せず、すぐに歯科医師に相談して治療を受けてください。

まとめ

歯の根元にできるむし歯は根面う蝕といいます。
歯茎が下がって普段は隠れている歯根部分が露出し、むし歯になってしまうのです。
歯の根元はセメント質というエナメル質よりも柔らかい組織で覆われているため、エナメル質にできるむし歯よりも進行が早くなってしまいます。
歯を失う原因になることも多いため、しっかりと歯を磨き、フッ素を歯に塗布するなどの対策を行い、むし歯を防ぎましょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。

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【成城の歯医者】受動喫煙と子どもの歯周病の関係性

タバコは喫煙者にとっても害があるのですが、周囲の人にも受動喫煙という形で悪影響を与えてしまうのです。
実は、自分で吸う煙よりも周囲の人が吸う煙の方が強い毒性を持っているため、喫煙者の周囲にいる人は注意が必要でしょう。
受動喫煙と子どもの歯周病の関係性について、解説します。

喫煙者がいると子どもが歯周病になる?

喫煙者の近くにいると、タバコの煙が漂ってきて吸い込んでしまう受動喫煙によって免疫力が低下してしまうでしょう。
直接命に関わるものではないとしても、免疫力が低下することで様々な病気になるリスクが高くなってしまいます。

歯周病も細菌が原因の感染症なので、免疫力が低下していると症状が進行しやすくなってしまうため受動喫煙は避けなくてはならないのです。
親が喫煙者の場合、子どもの歯茎が黒ずんで歯肉炎の症状が出やすくなるかもしれません。

悪化しすぎると、手術を受けてメラニン色素が沈着している歯肉を切除することになるでしょう。
子どもの健康を守るためにも、喫煙者の親はどこでタバコを吸うべきかよく考えなくてはいけません。

喫煙者と家族の歯周病リスクが増加する

喫煙者は歯周病になるリスクが高まるのですが、実は受動喫煙をしている家族もリスクが高くなることが研究で判明しているのです。
特に男性は受動喫煙の影響がわかりやすく表れるため、周囲に喫煙者がいる場合は注意しましょう。

男性の場合、喫煙者本人である場合も受動喫煙だけしている場合でも、歯周病が発症するリスクは3倍になるといわれているのです。
受動喫煙のみの場合も、喫煙者である場合も、歯周病の発症リスクには特に違いがありません。

一方、女性の場合は喫煙者であれば歯周病の発症リスクは2倍になるのですが、受動喫煙のみの場合は特にリスクが増えることはないのです。
理由について研究した結果は、女性であれば受動喫煙となるような場を避けることが多いため、男性も分煙を意識すればリスクを抑えることができるかもしれません。

まとめ

周囲の人がタバコを吸っていると、受動喫煙という副流煙を吸い込んでしまうことになる可能性があり、特に子どもの場合は抵抗力が落ちやすく歯周病のリスクも高まるのです。
男性の場合、受動喫煙でも自身が喫煙者でも歯周病の発症リスクは3倍と大きな違いはないのですが、女性であれば違いがあります。
女性の場合は、喫煙者であればリスクは2倍になるのですが、受動喫煙ではリスクがほとんど増大しないのです。
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日付:  カテゴリ:歯周病

【成城の歯医者】歯磨きで出血する理由

歯は毎日きちんと磨く必要があるのですが、歯磨きをしたときに出血してしまうという人もいるでしょう。
出血していても普通に磨いていていいのか不安になるかもしれませんが、そもそもなぜ歯磨きで出血してしまうのでしょうか?
歯磨きで出血する主な理由について、解説します。

歯磨きでなぜ出血するのか

歯磨きをしたときに出血してしまう主な原因は、歯周病によって歯茎が炎症を起こしていることです。
口内にプラークが溜まり、細菌が繁殖して歯茎が炎症を起こすと歯茎がブヨブヨしてしまい、歯ブラシが当たっただけで出血しやすくなります。

また、歯周病以外にもブラッシングの力が強すぎたり歯ブラシが合わなかったりした場合や、ホルモンバランスの変化、全身疾患などが原因で出血することもあります。

歯周病は、歯垢中の細菌が歯茎に炎症を起こすことで出血の原因となる病気で、炎症が進行すると歯を支える骨が破壊され、歯が抜け落ちる原因にもなるのです。
歯周病は、日本人の成人の多くが一度はかかったことがある一般的な病気ですが、歯を失う原因として最も多い病気でもあります。

歯周病による出血を放置すると、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く治療することが重要です。

歯周病以外の原因について

歯周病以外で歯磨きの際に出血する原因にはブラッシングの強さや歯ブラシが合わないこと、ホルモンバランスや全身疾患などがありますが、詳しい内容を解説します。

ブラッシングの力が強すぎる場合は歯茎を傷つけてしまい、出血を引き起こす可能性があるのです。
歯ブラシの硬さや毛先の状態が合っていない場合は、軽い力で磨いても歯茎を傷つけることがあります。

妊娠中や更年期などでホルモンバランスが変化したときは、歯茎が炎症を起こしやすくなるため出血もしやすくなるでしょう。
糖尿病や白血病などの全身疾患も、歯茎の出血を引き起こす原因となってしまうことがあります。

出血した場合の対処方法として、まずは適切な力でブラッシングをして力を入れすぎず、優しく丁寧に磨くことが大切です。
自分に合った歯ブラシを選ぶことも大切で、歯茎に優しい、柔らかめの歯ブラシを選ぶようにしましょう。

歯周病の早期発見・治療のため、定期的に歯科医院を受診するようにして、出血が続く場合は自己判断せずに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

まとめ

歯磨きをしたら出血したという場合は、まず歯周病による歯茎の炎症が原因であることが疑われるため、歯茎がブヨブヨしていないかを確認する必要があります。
歯周病が原因で出血している場合は、放置していると全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く治療しなくてはならないのです。
他にも、ブラッシングが強すぎたり歯ブラシが合わなかったり、ホルモンバランスが変化したりすると出血する可能性があります。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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スタッフ一同、お待ちしております。

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