歯に付着するプラーク(歯垢)を減らすことをプラークコントロールといい、虫歯や歯周病などを予防するためには非常に重要です。
しかし、プラークコントロールの意味や重要性について理解していないと、なかなか本格的に取り組めないかもしれません。
プラークコントロールがなぜ重要なのか、改めて解説します。
プラークコントロールとは?
歯に付着したプラークを減らすプラークコントロールは、虫歯や歯周病を防ぎ、口臭を予防するために重要です。
プラークの中には虫歯や歯周病の原因菌もいるため、放置していると増えてしまい歯を溶かす酸や炎症の原因となる毒素を放出します。
プラークを適切に除去することで、虫歯や歯周病などの口内で起こる病気を予防できるでしょう。
また、歯周病の原因菌は糖尿病や心臓病、癌などの全身の慢性疾患と関連があると指摘されています。
プラークコントロールを行って口内の健康を保つことは、全身の健康を守ることにもつながるのです。
さらに、口臭はプラークに潜む細菌が原因の一つとなっているため、プラークをコントロールすることで口臭も予防できます。
食事や会話、表情を保つ上で重要な役割を担う歯の機能を維持するためにも、プラークコントロールは不可欠です。
プラークコントロールの効果的な方法は?
プラークコントロールには、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスも使用し、歯の隙間など磨きにくい部分のプラークを物理的に除去することも重要です。
特に、就寝中は唾液の分泌が減って口内が乾燥しやすくなるため、就寝前の歯磨きは丁寧に行いましょう。
しかし、いくら丁寧に行っていても、毎日のブラッシングだけでは磨き残しがあることが珍しくありません。
歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的に受けて、自分では落とせないプラークや歯石を除去してもらうことも重要です。
クリーニングと合わせて定期的に歯科健診を受けると、虫歯や歯周病の早期発見・予防ができます。
プラークチェッカーなどを時々使用することで、自分の磨き方の弱点を発見し、改善できるでしょう。
まとめ
歯にプラークが付着した状態では、プラーク内で細菌が増えて虫歯や歯周病になるリスクが高まります。
そのため、プラークコントロールに取り組んでプラークを除去しましょう。
虫歯や歯周病は口内の健康だけでなく、全身の健康にも害を及ぼす可能性があります。
それだけでなく、糖尿病や心臓病、癌などの全身疾患の原因にもなるのです。
就寝前に歯磨きを丁寧に行い、クリーニングや歯科検診も定期的に受けてプラークを減らしましょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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