特に意識せず口を閉じたときに、誤って舌を噛んでしまうことはありませんか?
特別珍しいことではありませんが、頻繁に噛んでしまう場合には注意が必要です。
舌をよく噛んでしまう人にはどのような特徴があるのか、解説します。
舌をよく噛んでしまうのはなぜ?
舌をよく噛んでしまう場合、原因があります。
まず挙げられるのが歯並びや噛み合わせの乱れです。
歯並びや噛み合わせがきちんとしていないと、噛みやすくなります。
ズレた位置にある歯も原因となります。
歯並びが悪いために、舌がうまく動かせないことがあるからです。
口の周囲の筋力低下も舌をよく噛む原因になります。
なぜなら、舌をうまく動かせなくなってしまうからです。
加齢のみならず、食事の際に食べ物を噛む回数が少なくなったり、会話をする機会が少なくなったりすると、筋力が衰えやすくなるでしょう。
虫歯の治療で補綴物治療をした後やインプラント治療、入れ歯治療などを行った後も、舌をよく噛む原因になります。
噛み合わせなどが今までとは異なるために、噛んでしまうことがあるのです。
また、入れ歯治療の後は歯茎に入れ歯が触れることで違和感があり、食事の際も感覚が異なるため、噛んでしまうことが増えるでしょう。
違和感があっても、治療を受けてから数日から数週間ほどで慣れてくるため、しばらくは誤って舌を噛まないように注意を払ってください。
なかなか違和感がなくならない、耐えられないといった場合には、歯科医院に相談することをおすすめします。
口内以外の原因
舌をよく噛んでしまう原因が、口内にあるわけではない、というケースもあります。
たとえば、疲労やストレスです。
ストレスが溜まっていたり疲れていたりすると、通常であれば舌を無意識にコントロールできるはずがうまくいかなくなり、噛んでしまうことがあります。
疲労によって脳からの信号が正常に伝達されなくなってしまうためですが、噛み癖や口周りのゆるみなどが原因となることもあります。
また、肥満が原因になることもあります。
肥満に伴い、舌も大きくなってしまうと、食事の際や会話しているときに巻きこむことがあるでしょう。
睡眠中に気道が狭まって無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群になったときも、舌を噛みやすくなります。
また、歯ぎしりが癖になっている場合も、噛み合わせが悪くなり、舌を噛むことが増えるでしょう。
まとめ
舌をよく噛む人の特徴として、歯並びがズレていて噛み合わせが悪い人や、口の周囲の筋肉が弱っている人などがあてはまります。
また、疲れていたりストレスが溜まっていたりするときも、口や舌がうまく動かせなくなってしまい舌を噛むことが多くなってしまうのです。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
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