歯は毎日きちんと磨く必要があるのですが、歯磨きをしたときに出血してしまうという人もいるでしょう。
出血していても普通に磨いていていいのか不安になるかもしれませんが、そもそもなぜ歯磨きで出血してしまうのでしょうか?
歯磨きで出血する主な理由について、解説します。
歯磨きでなぜ出血するのか
歯磨きをしたときに出血してしまう主な原因は、歯周病によって歯茎が炎症を起こしていることです。
口内にプラークが溜まり、細菌が繁殖して歯茎が炎症を起こすと歯茎がブヨブヨしてしまい、歯ブラシが当たっただけで出血しやすくなります。
また、歯周病以外にもブラッシングの力が強すぎたり歯ブラシが合わなかったりした場合や、ホルモンバランスの変化、全身疾患などが原因で出血することもあります。
歯周病は、歯垢中の細菌が歯茎に炎症を起こすことで出血の原因となる病気で、炎症が進行すると歯を支える骨が破壊され、歯が抜け落ちる原因にもなるのです。
歯周病は、日本人の成人の多くが一度はかかったことがある一般的な病気ですが、歯を失う原因として最も多い病気でもあります。
歯周病による出血を放置すると、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く治療することが重要です。
歯周病以外の原因について
歯周病以外で歯磨きの際に出血する原因にはブラッシングの強さや歯ブラシが合わないこと、ホルモンバランスや全身疾患などがありますが、詳しい内容を解説します。
ブラッシングの力が強すぎる場合は歯茎を傷つけてしまい、出血を引き起こす可能性があるのです。
歯ブラシの硬さや毛先の状態が合っていない場合は、軽い力で磨いても歯茎を傷つけることがあります。
妊娠中や更年期などでホルモンバランスが変化したときは、歯茎が炎症を起こしやすくなるため出血もしやすくなるでしょう。
糖尿病や白血病などの全身疾患も、歯茎の出血を引き起こす原因となってしまうことがあります。
出血した場合の対処方法として、まずは適切な力でブラッシングをして力を入れすぎず、優しく丁寧に磨くことが大切です。
自分に合った歯ブラシを選ぶことも大切で、歯茎に優しい、柔らかめの歯ブラシを選ぶようにしましょう。
歯周病の早期発見・治療のため、定期的に歯科医院を受診するようにして、出血が続く場合は自己判断せずに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
歯磨きをしたら出血したという場合は、まず歯周病による歯茎の炎症が原因であることが疑われるため、歯茎がブヨブヨしていないかを確認する必要があります。
歯周病が原因で出血している場合は、放置していると全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く治療しなくてはならないのです。
他にも、ブラッシングが強すぎたり歯ブラシが合わなかったり、ホルモンバランスが変化したりすると出血する可能性があります。
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