歯を失う原因として特に多いのが歯周病ですが、歯周病になったときは痛みを感じることがあるのでしょうか?
歯周病は歯茎に炎症が起こって破壊されていく病気ですが、初期の段階では痛みがほとんどないため、気づくのが遅くなるのです。
歯周病の痛みについて、解説します。
歯周病は痛みがあるの?
歯周病は、初期には痛みを感じないことが多いですが、進行すると痛みが生じるようになってくるでしょう。
軽度の場合、歯茎の腫れや出血が主な症状で痛みはほとんど感じないのですが、中等度から重度になると歯茎の腫れや膿による痛みが生じます。
また、歯を支える骨が溶けることによって歯がぐらついたり、噛むときに痛みが合ったりすることもあるでしょう。
歯周病は初期や軽度であれば特に何も感じないのですが、悪化してくると徐々に歯周ポケットが深くなってしまい歯肉も下がってきて、違和感が生じてきます。
重度になれば歯茎に膿がたまって腫れてしまい強い痛みを感じることがあり、歯がグラグラしたり、噛むと痛んだり、顎や首、頭に痛みが出る場合もあるでしょう。
歯周病の痛みの原因は、歯周病菌による歯茎の炎症や歯周ポケットに溜まった膿の圧力、歯を支える骨が溶けて歯がぐらついた、歯髄炎になったなどがあります。
痛みがある場合の対処法と治療方法
歯周病によって痛みがある場合の対処方法として、まずは痛み止めを服用したり、患部を冷やしたりする応急処置によって痛みを和らげることができるでしょう。
しかし、応急処置歯根本的な治療ではなく一時的な対処法なので、痛みが治まったら歯科医院で治療を受ける必要があります。
歯科医院での治療は、歯周病の進行度合いに合わせて歯石除去、歯周外科手術、噛み合わせの調整など、適切な治療が必要となるのです。
痛みが内容に予防するにはまず正しい歯磨きを行い、歯周病菌の温床となる歯垢をしっかり除去しましょう。
歯周病になったときの早期発見・早期治療のため、定期的に歯科医院で検診を受けることも大切です。
軽度であれば痛みを感じにくい病気ですが、進行すると様々な症状を引き起こし、最終的には歯を失う原因にもなります。
痛みを感じたら早めに歯科医院を受診し、適切な治療と予防を受けて歯を失わないように気を付けた方が良いでしょう。
まとめ
歯周病は初期の症状では痛みがないのですが、重症化してくるとだんだんと違和感が生じてきて、やがて激しい痛みを感じるようになります。
歯周病による痛みの原因には、歯茎の炎症や歯周ポケット内の膿の圧力、歯のぐらつきや歯髄炎などがあるのです。
痛みがある場合は歯周病がかなり重症化している可能性が高いため、なるべく早く歯科医院を受診して治療を受け、歯を失わないようにしましょう。
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