歯を白くするためにホワイトニングの施術を受けるとき、歯に光を当てることがあります。
自然光ではなく、わざわざ専用の機械を使用して照射しますが、何の光を当てているのでしょうか?
また、光を当てることで何が起こるのでしょうか?
ホワイトニングの光の効果について解説します。
ホワイトニングの光の効果は?
ホワイトニングの施術を歯科医院で受ける場合は、薬剤を歯に塗布した後で機械を用いて短い波長の光を歯に当てます。
光を照射することでどのような効果があるのでしょうか?
歯を白くするための施術で使用する薬剤は過酸化水素が主成分となっていますが、特定の波長の光を当てることで分解が加速されるため、迅速に歯が白くなります。
紫外線にも同様の波長の光が含まれているため、歯を白くすることは可能です。
ただし、普通の紫外線ではかなり時間がかかってしまうでしょう。
ライトで当てる光は特定の波長だけに集中しているため、効率よく分解を促すことができ、効果も表れやすくなるのです。
ライトの種類
歯に光を当てるために使用するライトにはいくつかの種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?
以前は詰め物を固めることを目的としたライトが使用されていました。
しかし、歯を白くするために使用する場合、1本ずつ歯に照射する必要があったのです。
非常に効率が悪く、時間もかかってしまいます。
仮に、1本に30分かかるとしたら16本で8時間かかってしまう計算です。
しかも、短時間しか光を当てず効果も高くはありません。
紫外線を照射する機器もありますが、紫外線は熱を伴い、UVが発生してしまうという問題があります。
歯の神経は熱に弱いため、長時間照射すると神経が損傷してしまうのです。
近年は手軽に使用できるコンパクトサイズのLEDライトを使用するケースが増えています。
発熱がないため、歯の神経にダメージを与えることはないものの、パワーはあまりありません。
歯に光を当てるときは何を使用しているのか、気になる場合は事前に歯科医院で確認してみることをおすすめします。
まとめ
歯に光を当てることで、ホワイトニングで使用される薬剤の働きは強くなり、歯の汚れを素早く分解していくことができます。
太陽光でも効果はありますが、特定の波長の光だけを当てると効果が出やすくなり、歯の汚れをスピーディーに分解できるのです。
ライトにはいくつかの種類があるため、気になる場合には、事前に歯科医院に確認するとよでしょう。
成城で予防歯科をお考えの際には、『Kデンタルクリニック成城』にご相談下さい。
患者様と向き合い、可能な限り歯を傷つけない治療法をご提案させて頂きます。
スタッフ一同、お待ちしております。